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シニアの日常を彩る、AgeWellJapanが提案する新たな世代間交流

シニア向けサービスを展開するAgeWellJapanは、新たに1.3億円の資金調達を実施し、累計調達額が2.5億円となった。今回の資金調達は、第三者割当増資の方法で行われ、Central Japan Seed Fund、ポーラ・オルビスホールディングス、いよぎんキャピタル、広島ベンチャーキャピタル、ユナイテッド、岡田光信氏、福留大士氏が引受先となった。
同社は、「挑戦と発見を通じてポジティブに歳を重ねる」社会の創造を掲げ、医療・介護以外の新たなシニア市場を広げるべく事業を展開している。シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」や、多世代コミュニティスペース「モットバ!」、Age-Wellな生き方をデザインする研究所「Age-Well Design Lab」を運営している。これらのサービスを通じて、多世代交流を促進し、シニアの本音に向き合う人材の育成や、シニア・事業者を巻き込んだ事業共創を推進している。
代表取締役社長の赤木 円香氏は、大学卒業後、2013年に人材コンサルティング会社に参画し、法人向けのコミュニケーションやホスピタリティ研修の企画・営業を担当した。2017年には味の素に入社し、財務経理部にて決算および原価計算業務を担当。2020年にAgeWellJapan(旧:MIHARU)を創業し、シニア向けのサービスを展開している。これまでの5年間で、多くのシニア世代と出会い、伴走してきた。社会問題の解決と非連続な成長の両立の難しさを痛感しているが、今後もさらなる挑戦を続けていく意向を示している。
日本は世界で最も早く超高齢社会が進行しており、シニアが前向きでアクティブな人生を送ることが、日本全体の活力となると考えられている。AgeWellJapanの取り組みは、シニアの「生きがい」や「つながり」を支える独自のサービスを展開し、幅広い世代を巻き込んでいる点で注目される。
今回の調達により、Age-Wellな価値観を持つ企業と新たな商品やサービスを創出し、地域社会に貢献する持続可能なまちづくりを推進するとともに、人材採用の強化を図る予定だという。
画像はAgeWellJapanプレスリリースより
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