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「文系のセキュリティ」領域をDXするソリューションを提供するSecureNavi株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 井崎友博)は、既存投資家である SBIインベストメント株式会社 をリード投資家とするシリーズBラウンドにおいて、第三者割当増資により12億円の資金調達を実施した。調達資金は、プロダクト開発および体制強化、採用による組織拡大、マーケティングに活用される。
本ラウンドの株主構成は以下の通りである。
既存引受先:SBIインベストメント(リード)、モバイル・インターネットキャピタル(リード)
新規引受先:NTTドコモ・ベンチャーズ、日本ベンチャーキャピタル、京都キャピタルパートナーズ、マクニカ、栖峰投資ワークス、フィデアキャピタル、いよぎんキャピタル、神戸大学キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル (順不同)
SecureNaviは、情報セキュリティ認証・規制・ガイドラインへの準拠、規程整備・運用、監査・審査など、いわゆる「文系のセキュリティ」分野をクラウド/SaaSで効率化・高度化する事業を展開している。主力プロダクト「SecureNavi」は、ISMS認証やプライバシーマーク(Pマーク)の取得・運用を効率化するクラウドサービスとして、スタートアップから大手企業まで幅広く導入されている。
また、新たなプロダクトとして「2線の匠クラウド」を発表している。現場(1線)と監査(3線)の間に立ち、全社のリスクを俯瞰・統制するのが「2線」である。2線の匠クラウドは、システム委託先・クラウド・グループ会社などに対するセキュリティリスクを、「2線部門」が主体的にマネジメント可能とするプラットフォームである。これによって、属人的な運用に頼らないリスクマネジメントを実現することを目指している。
代表取締役CEOの井崎友博氏は、「今後も、テクノロジーを武器に、さらなる『文系のセキュリティのDX』を社会実装し、セキュリティ事故をなくし、日本をよりセキュアな国にすることに貢献してまいります。そして、この世の中から悲報をなくす取り組みに、今後も果敢に挑戦していく所存です。」とコメントしている。(一部抜粋)
情報セキュリティ分野においては、サイバー攻撃や制度・規制の複雑化、ガイドラインの更新頻度の増加、従業員の働き方変化などを背景に、「技術的対策(理系のセキュリティ)」だけではなく、規程・運用・監査といった“非技術的”なガバナンス領域の高度化が課題となっている。SecureNaviのアプローチは、この運用・ガバナンス領域を“DX”するという点で注目されている。
今回の資金調達を通じて、文系のセキュリティを取り巻く市場でのプレゼンスを一層高め、企業の認証取得・運用効率化、ガバナンス強化ニーズに応える体制を強化することで、より広範な業種・企業規模への展開を図るものと見られる。
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