株式会社スナックテクノロジーズ

スナック業界向けの店舗DXプラットフォームを開発・運営する株式会社スナックテクノロジーズは、プレシリーズAラウンドにおいて、X&KSK、セゾン・ベンチャーズ、ベクトルを引受先とする第三者割当増資により2.22億円を調達したと発表。これにより、累計資金調達額は3.56億円となった。
同社は2024年設立。スナック業界向け業務支援アプリ「スナテク」の開発・運営を手がける。会計、顧客管理、キャッシュレス決済など、店舗運営に関わる業務のデジタル化を支援するほか、店舗と連動したデジタル投げ銭サービス「スナボム」も展開している。
スナック業界は全国に多数の店舗を抱え、日本独自のナイトタイムエコノミーの一角を担ってきた。一方で、料金体系の分かりにくさ、常連客中心のコミュニティ構造、店舗運営のアナログ管理などが、新規顧客の獲得や事業承継の課題として指摘されている。飲食業界全体でキャッシュレス決済や顧客管理システムの導入が進むなか、スナック業界にはなおデジタル化の余地が大きい。
こうした課題に対し、「スナテク」は会計・顧客管理の自動化、料金の可視化、領収書の自動発行機能などを提供する。ボトルキープ管理や来店履歴のデータ化にも対応し、店舗運営の効率化とサービス品質の向上を支援する。
また、「スナボム」は店舗内モニターと連動した投げ銭システムだ。利用者がアプリからドリンク代などを送ると、店内のモニターに演出が表示される。来店していない利用者も店舗やキャストを応援できる仕組みで、エフェクト演出のみを提供する「チアボム」も展開している。
今回調達した資金は、PoC(概念実証)段階から本格展開への移行に向けた実証加盟店舗の拡大、プロダクト開発の強化、「スナボム」の展開促進、人材採用などに充てる。
同社は今後、「スナテク」や「スナボム」の導入拡大を通じて、スナック店舗の運営基盤を整備するとともに、店舗と利用者の新たな接点づくりを進める方針だ。









