学校向け集金サービス「スクペイ」を運営するMEME、プレシリーズAで1.75億円を調達

学校向け集金サービス「スクペイ」を運営するMEME、プレシリーズAで1.75億円を調達

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KEPPLE編集部

教育向け集金決済サービス「スクペイ」を運営するMEMEがプレシリーズAラウンドにて、第三者割当増資による資金調達を実施したことを明らかにした。今回の調達により調達累計額は1.75億円となった。

今回のラウンドでの引受先は、栖峰投資ワークス、FINOLAB、Iceblue Fundの3社。

スクペイは、公立小中学校向けに開発された集金業務デジタル化サービスだ。教職員が行う集金業務(銀行口座情報の登録、振替データ作成、入金確認など)の負担を軽減する。保護者はスマートフォンで請求を受け取り、銀行即時決済やコンビニ支払いが可能。集金状況はスクペイの帳簿に自動反映され、残高の確認や収支管理まで一貫して対応できる。他にも、親子でお金を管理しながらお金について学べる「manimo」を提供している。

同社は貿易の事業に携わってきた齋藤 舞氏が2021年3月に設立。齋藤氏は、大学卒業後、貿易会社の海外事業部で7年間勤務。その後、女性向け事業を支援する株式会社エムズインクを設立し、医療物資輸入事業や金融教育セミナー企画などを展開。その後、2021年にMEMEを立ち上げた。

スクペイは2024年4月に提供開始。リリースから約半年で導入施設数は約70校。約4万人の保護者が学校への教材費、遠足費、給食費などの支払いに利用している。また、MRR(月次経常収益)成長率は33%を記録した。

2024年3月には、シードラウンドにてPE&HR、日本スタートアップ支援協会などを引受先とした第三者割当増資による総額約7000万円の資金調達を実施した。同年6月には、GMOペイメントゲートウェイの口座直結決済サービスを通じて、ゆうちょ銀行の銀行口座からの即時引落しが利用できるようになった。また、今回の資金調達と同時にスクペイのサービスサイトを全面リニューアルした。

今後も機能のアップデートを進め、2025年には全国展開も目指しているという。

今回の資金調達は、スクペイの機能開発および営業体制の強化に充当する。

画像はMEMEプレスリリースより

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