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AI駆動型SCMで日本の中小企業が世界へ羽ばたく──VALANCEが描くビジョン


AI駆動型のHeadless SCM(サプライチェーンマネジメント)※プラットフォーム「VALANCE(バランス)」を開発・提供するVALANCE株式会社は、デライト・ベンチャーズをリード投資家とし、SMBC Edge、三菱UFJキャピタルを引受先とするシードラウンドで、約2.7億円の資金調達を実施した。これにより、累計調達額は約3.1億円となった。
同社が提供するVALANCEは、日本の中堅・中小企業向けに設計されたAI駆動型の次世代SCMプラットフォームだ。証憑書類や業務データをアップロードするだけで、AIが自動的に業務基盤を構築。これまで多額な投資が必要だったSCMシステムを、低コスト・短期間で導入可能にする革新的な仕組みだ。
従来のSCM導入では、複雑な業務カスタマイズやデータ変換が必要だったが、VALANCEはこうした前提を覆す。SCMのヘッドレス化により、既存業務の“置換”ではなく、“上書き”による業務改革を目指す。
VALANCEは代表取締役CEOの渡邉俊氏と取締役COOの山口公大氏によって、2025年7月に共同創業された。渡邉氏はアクセンチュアに新卒入社後、フリー(freee)に参画。Small事業責任者、SMB事業責任者、会計事業責任者、パートナー事業責任者、専務執行役員CBOを歴任し、上場後のfreeeの黒字化を牽引した。一方、山口氏はディー・エヌ・エーに新卒として参画した後、Sprinklr(米国)、OYO(インド)の日本法人やARIGATOBANKの創業等を手がけてきた連続起業家である。
今回の調達資金は、SCM領域に特化したAI基盤の機能強化によるプロダクト改善と、採用によるプロダクト開発体制の強化に充てられる計画だ。
今後は、AI基盤の高度化に加え、現場データを活用した自動化機能を強化する。中堅・中小企業が専門知識なしにAIを最大限に活用することができる環境を整え、より多くの企業が短期間で生産性を急速に高められる仕組みづくりを推進していく。
※SCM(サプライチェーンマネジメント:原材料の調達から製造、物流、販売に至るまでの供給連鎖全体を一元管理し、全体最適化を図る経営管理手法。情報技術を活用してリードタイム短縮、在庫削減、コスト削減、品質向上を実現し、顧客満足度を高めることを目的としている。
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