uniamとアニコム パフェ、猫の健康を支える新ウェットフード「anicom Care Deli with uniam」を共同開発

uniamとアニコム パフェ、猫の健康を支える新ウェットフード「anicom Care Deli with uniam」を共同開発

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猫専用フード事業を展開するuniamは、アニコム損害保険株式会社のグループ会社のアニコム パフェと共同で、猫の健康を科学的にサポートする機能性ウェットキャットフード「anicom Care Deli with uniam」を開発した。この製品は、2025年3月下旬から順次販売開始予定である。

uniamは、猫専門のフレッシュキャットフードを提供している。同社の製品は、獣医師チームが科学的根拠に基づいて栄養設計を行い、厳選された自然由来の原材料を使用している。2023年には、日本初の猫専門冷凍フレッシュフードを販売開始し、デンタルケアやストレスケアに特化したピューレ状おやつ「Pure Puree」の開発も進めている。

代表取締役社長の杉本 亜衣氏は、獣医師免許を取得後、アメリカ・ニューヨークの動物病院でボランティア活動に参加。帰国後、サイバーエージェントに入社し、新規事業の立ち上げを学ぶ。2016年からはTBWA HAKUHODOで大手自動車メーカーのブランディングや、統合マーケティング業務に従事。2023年2月、uniamとして事業を開始。獣医師国家資格とペット栄養管理士の資格を保有している。

アニコム パフェは、アニコム損害保険のグループ会社である。動物病院向けに、病院業務全般をサポートするクラウド型カルテ管理システム「アニレセクラウド」の開発をしている。また、ペット保険のビッグデータをもとに犬種ごとの健康に配慮した「みんなのごはん」や、遺伝子検査や腸内フローラ測定の結果に応じたオーダーメイドフード「きみのごはん」などを提供している。

近年、日本における猫の飼育頭数は約916万頭(2024年)とされ、犬の約680万頭を上回っている。また、飼い主の健康意識の高まりに伴い、猫関連の支出総額も増加傾向にある。特に、主食フードやおやつへの支出が顕著に伸びており、キャットフード市場は2030年までに6.5兆円規模に達すると予測されている。

今回の共同開発では、uniamの栄養学的アプローチとアニコムの保険・獣医療データを融合し、科学的根拠に基づいたキャットフードを実現した。「anicom Care Deli with uniam」は、腸内免疫ケア、デンタルケア、リフレッシュケア、腎臓ケア、避妊去勢後ケアの5つの健康課題に特化したウェットフードで、猫が必要とする栄養素を最適なバランスで配合し、病気になりにくい健康的な身体を維持しながらおいしく食べられるレシピとなっている。

この製品の販売価格は1袋50g入りで398円(税込)で、2025年3月下旬から順次販売が開始される予定である。

今後も、猫の健康管理をサポートする製品ラインナップの拡充を目指し、猫の健康寿命を延ばすための予防医療を実現するキャットフードの開発を推進していく方針だ。

画像はuniamプレスリリースより

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