遠隔AI顧客支援サービスのavatarin、37億円の資金調達を発表

遠隔AI顧客支援サービスのavatarin、37億円の資金調達を発表

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KEPPLE編集部

遠隔AI顧客支援サービスを開発するavatarinが第三者割当増資による総額37億円の資金調達を実施したことを明らかにした。これにより、累計調達額は77億円となった。

今回のラウンドでの引受先は、オムロンベンチャーズ、三愛オブリ、ソフトバンク、芙蓉総合リース、みずほ銀行、三井住友信託銀行の6社。

同社は独自の手法を用いて人のプロフェッショナルスキルをAI化し、コミュニケーションAIロボット「newme(ニューミー)」に搭載。遠隔地から操作してコミュニケーションすることができ、人材不足の解消に貢献する。

同社は、ANAホールディングス発のスタートアップとして、深堀 昂氏と梶谷 ケビン氏によって2020年4月に設立された。深堀氏は、ANAでのパイロット訓練プログラム開発やマーケティング部門での経験を活かし、2016年にはXPRIZE財団主催のコンテストで「ANA AVATAR XPRIZE」のコンセプトを提案しグランプリを受賞。この経験が avatarinの設立につながった。

2021年には、avatarinの事業モデルが2021年にハーバード・ビジネス・スクールの教材に選出され、2022年には日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞と宇宙開発利用大賞総務大臣賞を受賞。2023年には経済産業省の「J-Startup」プログラムに選出されるなど高い評価を得ている。今回の調達資金は、生成AIやロボティクスをはじめとする技術の研究・開発の促進に充当される予定だ。

画像はavatarinプレスリリースより

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