観葉植物と花のEC「AND PLANTS」を運営するDomuzが総額3億円の資金調達実施を明らかにした。
本ラウンドの引受先はギフティ、千葉道場ファンド、NewCommerce Ventures、Value Chain Innovation Fund、ブルーインキュベーション(西武ホールディングスの連結子会社)、FFGベンチャービジネスパートナーズ、POLA ORBIS CAPITAL、個人投資家の猿渡氏(アンカー・ジャパン代表取締役CEO)。
AND PLANTSでは用途やサイズ、植物の置き場所など10の質問に答えることでライフスタイルに合わせた植物を提案する「パーソナル診断機能」を備える。発送前には、自分の好みの樹形を選択できる有料オプションも用意し、同じ種類でも樹形に個体差がある植物を、オフライン店舗で植物を見比べながら購入するのに近い購入体験を提供する。
AND PLANTSは2021年5月に提供開始。リリースからの3年で累計発送点数は3万5千を超えた。総フォロワー数17万人を超えるSNSやYouTubeを活用した情報発信を強みとしている。
2023年11月には、生花や植物販売事業者向け卸マーケットプレイスとして「ハナイチ」をα版として運営開始した。
Domuzは、企業のWEBサイトやシステム開発の経験を持つ高木 弘貴氏が2018年に設立した。高木氏は、大学卒業後にバンコクで旅行系スタートアップを設立し、その後ベトナムにてSPARK X LAB( 現: REAPRA Technology )の立ち上げに参画。Domuzではプログラミングスクールの口コミサイトを事業売却後、AND PLANTS事業を立ち上げた。
2023年3月には千葉道場ファンド、New Commerce Venturesなどを引受先とした1億円の資金調達を実施。今回の調達資金は既存事業のサービス改善や「ハナイチ」の事業拡大に充当するという。
画像はDomuzプレスリリースより