採血不要の血糖測定を“指先5秒”で──ライトタッチテクノロジー、総額5億円で臨床・量産に向けた開発を加速

採血不要の血糖測定を“指先5秒”で──ライトタッチテクノロジー、総額5億円で臨床・量産に向けた開発を加速

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採血不要の非侵襲血糖値センサーを開発するライトタッチテクノロジー株式会社は、タムロン、JMTCキャピタル、広島ベンチャーキャピタル、BPキャピタルを引受先とする募集株式の発行に加え、京都府の補助金および紀陽銀行からの融資を含め、シリーズBエクステンションラウンドで総額5億円を調達した。累計調達額は約12億円となる。

ライトタッチテクノロジーは、独自の高輝度赤外線レーザー技術を用い、指で触れるだけで約5秒で血糖値を測定できる非侵襲センサーの実用化を目指す。従来の自己血糖測定(SMBG)では指先に針を刺す必要があり、痛みや心理的負担、感染リスクが課題とされてきた。同社は採血不要の測定により、こうした負担の軽減を狙う。

糖尿病は世界的に患者数が増加しており、血糖管理は治療だけでなく予防の観点でも重要性が高まっている。近年は持続血糖測定器(CGM)も普及する一方、装着や定期交換が必要で、より簡便な測定手法へのニーズも根強い。非侵襲型の血糖測定は長年研究が続く分野で、実用化できれば影響は大きい。

今回の調達資金により、同社は開発済みセンサーの臨床性能試験を進めるとともに、量産に向けた生産技術開発を本格化する。今後は糖尿病患者向けに加え、日常の健康管理用途での展開も視野に入れ、血糖測定をより身近にすることで予防や健康寿命の延伸につなげたい考えだ。

画像はライトタッチテクノロジーHPより

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