ITエンジニア採用のLAPRASが4億円調達で韓国市場参入へ

ITエンジニア採用のLAPRASが4億円調達で韓国市場参入へ

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KEPPLE編集部

ITエンジニア向けキャリアマッチングサービスを運営するLAPRASが、第三者割当増資と融資により総額4億円の資金調達を実施したことを明らかにした。累計資金調達額は12億円となる。今回のラウンドでの引受先はwanted JAPAN。金融機関からの融資も含む。

同社は、ハイスキルなITエンジニアと企業をつなぐ転職・採用プラットフォーム「LAPRAS」を運営。ユーザーの希望や経験に基づいてAIが求人をレコメンドする機能や、求人提案の透明性を高める新機能を備える。企業の採用プロセスの効率化や迅速な人材確保に貢献する。

LAPRASは2016年に島田 寛基氏と二井 雄大氏が共同で設立した。2022年2月からは染谷 健太郎氏が代表取締役CEOに就任している。染谷氏は東京大学卒業後、2009年に株式会社リクルートジョブズ(現 株式会社リクルート)に入社。求人広告の営業や新規事業の立ち上げなどを経験後、2018年に株式会社scouty(現 LAPRAS)に入社した。

LAPRASは2019年より採用サービスを開始。約5年で登録ユーザー数は3万人を超え、企業向けサービスの利用企業は1000社以上に達する。

2024年4月には、IT人材転職サービス「ウィルオブテック」を運営するウィルオブ・ワークと共同で、AIによるエンジニアの市場価値診断の実証実験を開始した。また、韓国のHRテック企業であるWanted Lab社との提携を通じ、韓国の高スキルなITエンジニアを日本企業とマッチングする新事業も開始。今後も、EOR(Employer of Record)サービスを活用して日本企業のグローバルな採用戦略をサポートしながら、AIを活用した新機能の開発などを進める。

画像はLAPRAS社HPより

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  • #転職
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