住宅ローン手続きをデジタルでつなぐ──iYell、13.15億円調達

住宅ローン手続きをデジタルでつなぐ──iYell、13.15億円調達

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住宅ローンテック企業のiYell株式会社は、シリーズFラウンドのファーストクローズとして総額13.15億円を調達したと発表。エクイティとベンチャーデットを組み合わせたハイブリッド調達で、内訳はエクイティ10.15億円、デット3億円。同社発表によると、創業以来の累計資金調達額は106.8億円を突破した。

今回の調達では、特定投資家などからのエクイティ調達に加え、Fivotとりそな銀行が共同で設立した「RFC Venture Debt Fund 1号投資事業有限責任組合」からベンチャーデットによる資金調達を実施した。

iYellは2016年設立。「応援し合う地球へ」をビジョンに掲げ、金融機関と住宅事業者をつなぐ住宅ローン業務支援システム「いえーる ダンドリ」を展開している。同サービスは、住宅購入時に発生する住宅ローン手続きにおいて、住宅事業者、金融機関、購入者の間で発生する確認や書類対応を支援するものだ。住宅ローン業務のデジタル化を通じて、関係者の業務効率化や手続き負担の軽減を目指している。

住宅ローン領域では、申込手続きや審査、書類確認などに関わる業務が複雑で、住宅事業者と金融機関の双方に大きな負担がかかっている。住宅購入者にとっても、手続きの分かりにくさや時間的負担が課題となる。近年は不動産・金融領域でもDXが進み、住宅ローン業務の効率化やオンライン化への需要が高まっている。

今回調達した資金は、「いえーる ダンドリ」の機能拡充、全国規模でのシェア拡大に向けた営業・マーケティング、周辺領域への戦略的投資などに充てる。ベンチャーデットとエクイティを組み合わせることで、株式の希薄化を抑えながら、上場を見据えた財務・資本基盤の強化を図る方針だ。

iYellは今後、「いえーる ダンドリ」の機能強化と導入拡大を進め、金融機関と住宅事業者をつなぐ住宅ローンプラットフォームとしての事業展開を加速させるとしている。

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