アーリーステージのAIスタートアップコンテスト「HONGO AI 2022」14社がAward選出決定!

アーリーステージのAIスタートアップコンテスト「HONGO AI 2022」14社がAward選出決定!

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KEPPLE編集部


一般社団法人HONGO AI主催のAIスタートアップ企業表彰コンテスト「HONGO AI 2022」のAward選出企業が発表された。選出された14社は、2022 Best Awardを目指して、12月7日(水)に東京大学・伊藤謝恩ホールで開催される最終選考会のピッチコンテストに出場する。

「HONGO AI」は、AIスタートアップと本郷近辺の活性化を目指し、特にアーリーステージの優良なAIスタートアップに光を当てることを目的に結成された組織。2019年に、AIスタートアップ企業を表彰するコンテストの最終選考会および授賞式「HONGO AI 2019」を開催し、多くの継続希望の声からコミュニティ活性化とコンテスト・イベントのさらなる発展を目指し活動を続けている。

特にHONGO AIで選出されたスタートアップが評価されるのは、書類・二次選考を担う事前選考委員の顔ぶれだ。今回もブレインパッド代表取締役CEO 高橋 隆史氏、エヌビディア合同会社エンタープライズ事業本部長 井﨑 武士氏ら、AI・スタートアップ領域を担う4名の選考委員がAward14社を選出した。各選考委員からは「毎年、AIの社会実装レベルが向上している」、「AIで社会課題を解決しようとするポテンシャルの高さが伝わってくる」という評価が聞かれた。

過去にBest Awardを獲得した企業は受賞の後押しもあり、その後も飛躍を続けている。12月7日に行われる最終選考会も各社、熱のこもったピッチコンテストとなることが予想される。

最終選考会の模様は、日本経済新聞社の映像ポータル「日経チャンネル」で13時よりライブ配信される予定。現在、最終選考会ライブ視聴の事前登録を受付中だ。

HONGO AI 2022 最終選考会(ライブ視聴)事前登録はこちら

HONGO AI 2022 Award スタートアップ

iSurgery株式会社
代表者:代表取締役 佐藤 洋一    
企業概要:深層学習による画像解析技術を応用し、一般的かつ撮影頻度が高い検査である胸部X線写真から骨密度を推測するAI医療機器を開発。

アクィラシステムズ株式会社 
代表者:代表取締役社長 ラデスク・ジョージ
企業概要:医療従事者及び医療経営者の課題解決に向けて、その先頭に立つオペレーショナルエクセレンスの基盤となる商品、サービスを提供。

IntegrAI株式会社 
代表者:CEO バヤルバト ノムンバヤスガラント
企業概要:AI共同監視システム『IntegrAI』を運営。取り付けたカメラとディープラーニングを利用し、アナログメータやデジタルメータ、制御盤などの情報を定期的にデジタルデータ化し、蓄積するシステム。

株式会社エーアイセキュリティラボ  
代表者:代表取締役 青木 歩
企業概要:人は、人にしかできないことを。セキュリティを気にせずコア業務に集中できる世界の実現に向け、AIを活用したクラウド型Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム『AeyeScan』を開発・提供。

株式会社Opt Fit 
代表者:代表取締役 渡邉 昂希
企業概要:AI画像解析を活用したフィットネス施設を中心としたDX化サービス『GYMDX』を運営。施設内の危険行動をAIで検知することで人に頼った運営体制の脱却を可能とする。

KINDLER株式会社 
代表者:代表取締役CEO 門脇 明日香
企業概要:集客専門の WEB サイト・アプリを制作。自分にあった美容商品が分からない一般ユーザーや、お客様に合うものが提案できない、デジタルデータにして活用したいという企業、双方を対象に課題を解決するサービスを展開する。

株式会社Closer
代表者:代表取締役 樋口 翔太
企業概要:製造工場の包装・箱詰め工程の省人化を目指す。食品産業の多品種少量生産の包装箱詰を省人化することに特化したロボットシステムを提供する。

scheme verge株式会社 
代表者:代表取締役CEO 嶂南 達貴
企業概要:都市工学とデータサイエンスを組み合わせてオペレーションに落とし込むノウハウを活かし、エリア活性化に関わるプロセスの再現性向上と、データによる改善判断の効率化・自動化に取り組む。
 
株式会社SUPWAT 
代表者:代表取締役CEO 横山 卓矢
企業概要:製造業の開発・生産技術領域向けデータ利活用、最適化プラットフォーム『WALL』の開発・運営。データ利活用による開発の最適化や、最適な生産条件の導出を支援。

株式会社Datagusto
代表者:CEO パー 麻緒
企業概要:データに基づく意思決定を行う(行いたい)ユーザをターゲットに、手元のデータをAIが自動で学習し、最適な結果までを示すSaaS型データ分析AIツール"datagusto"を提供する。

株式会社データグリッド 
代表者:代表取締役 岡田 侑貴
企業概要:深層生成モデルや3DCG技術によるデータ生成技術を武器にして合成トレーニングデータの提供や合成データを活用した複数のAIソリューションを展開する。

株式会社FingerVision 
代表者:代表取締役 濃野 友紀 
企業概要:多品種ライン自動化に必要な「汎用性」と「正確性」、「経済性」を両立させるロボットシステムを開発・販売。その実現に必要な触覚ハンドは、低レベル処理から深層学習にわたる幅広い画像処理技術を駆使することで、滑りや重さ、位置・姿勢のような複合的な情報を使い分ける。

FastLabel株式会社  
代表者:代表取締役CEO 上田 英介  
企業概要:AI開発の領域において教師データ作成機能、品質管理支援、運用後のチューニング(MLOps基盤構築)までを一気通貫でサポートするアノテーションプラットフォーム「FastLabel」を提供する。

株式会社レボーン  
代表者:代表取締役 松岡 ​広明
企業概要:嗅覚センサーとAI解析でDXを推進。人間の嗅覚を独自開発したセンサーで「香り」を情報化し、AIで解析。人々の生活を豊かにする新たな文化の基盤を創造するための各種事業を展開する。


「HONGO AI 2022」について https://hongo.ai
2019年に「“HONGO”を起点に、世界に唯一無二のエコシステムを創る」ことを目指すVCや大学・団体、賛同企業等が中心となり始まったピッチコンテスト。社会の本質的課題に挑戦するアーリーステージのAIスタートアップの挑戦の場として、世界に羽ばたくチャンスを与えることを目的としている。この3年間で、42社が「HONGO AI Award」を受賞。4年目となる今回は、第1回が開催された東京大学・伊藤謝恩ホールで12月7日(水)に開催予定。「HONGO AI の聖地」と言える場所から、多くの有望なAIスタートアップのポテンシャルと、日本にスタートアップエコシステムを構築しようという関係者の思いを発信していく。

HONGO AI 2022 実施体制
主催:一般社団法人HONGO AI
 先端技術共創機構(ATAC)、ディープコア、Deep30、東京大学エッジキャピタルパートナーズ、東京大学協創プラットフォーム開発、ANRI
共催:日本経済新聞社


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