Z世代向けSNSのTapNow、誰もが知る次世代SNSを目指す

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KEPPLE編集部


ソーシャルアプリ「TapNow(タップナウ)」を提供するサンゴテクノロジーズ株式会社がシードラウンドにて、第三者割当増資による1億円の資金調達を実施したことを明らかにした。

今回のラウンドでの引受先は、SBIインベストメント、East Ventures、アドウェイズ・ベンチャーズの3社。

今回の資金調達により、更なる機能開発、国内のZ世代へのサービス認知拡大を目指す。

写真の見栄えを気にせず使えるSNS

TapNowは、Z世代向けの「友達のホーム画面に写真を送る」SNSサービスだ。

自分が共有した写真を、家族や友人のウィジェット(ホーム画面)に表示する。撮影した写真や画像を、誰のホーム画面に送るかの設定を行うことで、すぐに写真を共有できる。不特定多数の人に情報が共有される従来のSNSと異なり、関係の深い友人や家族にのみ、簡単に自分の状態や日常の写真を共有できるのが特徴だ。

サービス資料
2022年4月のリリース以降、ユーザーを伸ばしている。2023年3月現在で、アクティブユーザーは25万人に達している。今後は、グローバルにサービスを展開していき、5年以内に1000万人のDAUを目指しているという。
※ DAU(Daily Active User) : 一日あたりのアクティブユーザー数

今回の資金調達に際して、代表取締役CEO 野間 悠磨氏に、今後の展望などについて詳しく話を伺った。

家族や友人に何気ない日常を送る

―― 従来のSNSには、どのような課題感がありましたか。

野間氏:SNS自体は多くの人が以前から利用しており、不特定多数の人への情報発信を行っていました。一つのプラットフォームでつながっているネットワークの中に、全てのフォロワーが集まっている形が一般的です。そのため投稿する内容に気を使ってしまい、結果的に投稿をしづらいと感じるユーザーも一定数います。

サービス資料
人々が初めてSNSを利用する際は、限定された人へ向けた発信を想定していると思います。それが徐々に不特定多数になり、投稿へのハードルも高まり、同じサービス内で複数のアカウントを使い分けることも増えています。チャットでも写真は送ることができますが、あくまでも連絡の補足として写真を送るケースが多いです。

TapNowでは限られた人とのつながりを持ち、日常の何気ない写真を気軽に送りあえるという点が、従来のSNSとは異なる特徴です。SNSを利用している人の多くは、インフルエンサーではなく一般の人です。そうした人たちにとっては、限られたネットワーク内での気軽なやりとりは居心地がよく、複数アカウントをサービス内で使い分けるZ世代の利用にマッチしています。

―― TapNowを始めようと思ったきっかけを教えてください。

創業以前は、上海やホーチミンに駐在しながら、事業開発やプロダクト開発に携わっていました。当時からグローバルで通用するサービスを作ることが目標でしたが、その目標を実現するために会社設立を決意しました。

プロダクトを作っていくためにはキャッシュが必要なため、受託開発も事業として行いながら、並行してこれまでいくつかプロダクト開発を行ってきました。そんな中で、「昔に比べてSNS上でつながる人の数が増えて、気軽に投稿できずSNSを利用する機会が減った」という会話を偶然妻としたんです。

プラットフォーム内の、1つのネットワーク上ですべての関係者とつながるのではなく、1つのプラットフォーム内で複数のネットワークを持つことができれば、ストレスなく利用できるのではないかと思ったことが、TapNowの構想のきっかけです。

TapNowに似たサービスは米国や中国を中心に、当社がサービス提供を開始した2022年からいくつかリリースされていますが、TapNowは東南アジアや南米のユーザーも多く、日本に次いでブラジルとベトナムのユーザーがかなり多くなっています。

日本発のグローバルSNSを目指す

―― 資金調達の背景や使途について教えてください。

昨年サービスをリリースしてから、これまで順調にユーザーを増やしてきました。その中でこれからもユーザーを伸ばしていくために資金調達を行っています。当社は現在15名ほどの組織ですが、ほとんどが開発系の人員です。大規模な採用を行うというよりは、高度なデータ分析ツールの導入や体制構築など、データドリブンでユーザーを増加させるための施策に充当します。人員に関しては、機能改善や新機能の開発を行っていくための、開発メンバーを数名採用していく予定です。

―― 今後の展望を教えてください。

まずはしっかりとZ世代に向け、誰もが知るSNSとしてTapNowの認知を高めていきます。具体的には、5年以内にDAU1000万人を目指します。

若い世代が利用するSNSとして、自分のステータスを共有する方法が簡略化されてきている特徴があります。位置情報が勝手に友人に共有されたり、TapNowのように相手のホーム画面に送られることもその一つです。我々がターゲットとするZ世代は、友達同士のつながりを、より強固にすることを求めています。もしもSNSという概念がなくなっていったとしても、ステータスを共有しあう文化はなくならないと思っていますので、日本発のSNSとして世界中のユーザーに使ってもらえることを目指します。


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