サステナブルな受注生産へ──OpenFactory、8000万円で「Printio」を組み込み型ものづくり基盤に

サステナブルな受注生産へ──OpenFactory、8000万円で「Printio」を組み込み型ものづくり基盤に

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組み込み型のものづくりサービス「Printio」を展開する株式会社OpenFactoryは、シリーズAファーストラウンドとして8000万円の資金調達を実施した。引受先には、ADS Capital、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス、TwoGate、個人投資家の角田朋哉氏が参加している。

OpenFactoryは、オリジナル商品の受注生産機能を事業者のサービスに直接組み込める「Factory as a Service」モデルを展開している。主力サービスの「Printio」は、中・小規模の事業者やチームでも、エンジニア不在のまま直感的な操作でオリジナルアイテムを作成し、ECサイトやSNSを通じて販売できるプリントオンデマンドのWebサービスだ。商品は「自分たちの名前」で、届けたい相手へ工場から直送できる。APIやノーコードツールを通じて、1点からのオリジナル商品の製造や販売・配送の自動化、在庫を持たないコマース構築を可能にし、エンドユーザーの注文を起点とした生産体制を実現する。

背景には、クリエイターやIPを軸としたコマースの拡大や、在庫リスクを抑えたD2Cモデルへの移行、地域工場のデジタル化ニーズの高まりがある。Printioでは、ECサービスとの連携や画像生成AIを活用したグッズ展開、大手事業者との協業など、さまざまなユースケースで活用が進んでいるという。

今回調達した資金は、APIおよびノーコードツールの開発強化、エンジニアやビジネス人材の採用、地域工場との連携拡大に充てる。あわせて、エンタメやIP領域におけるマスカスタマイゼーションや、製造業DXの推進にも取り組む方針だ。

Printioは、製造ワークフローや受発注、デザイン管理の仕組みをAPI化することで、在庫リスクや廃棄ロスの削減、業務効率化、環境負荷の軽減につなげる。同社は今後、事業者、クリエイター、メーカー、地域工場をつなぐものづくり基盤として機能拡張を進め、サステナブルな生産体制の構築を目指す計画だ。

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