起業経験者の“次の挑戦”を設計する──Beyond Next Venturesが始動させた「PEAK TRIAL: CONTINUUM」とは
プロモーション

起業経験者の“次の挑戦”を設計する──Beyond Next Venturesが始動させた「PEAK TRIAL: CONTINUUM」とは

Written by
KEPPLE編集部
xfacebooklinkedInnoteline

起業経験を経た人材が、次の挑戦の舞台としてディープテック領域に目を向ける動きが広がっている。医療や環境、エネルギーといった社会課題と密接に結びつく分野は、中長期での価値創出が求められる一方、従来のスタートアップとは異なる構造や時間軸を持つ領域でもある。

こうした領域において、起業経験者がどのようにテーマを構想し、研究者や投資家と接点を持ち、創業へと至るのか。そのプロセスを支援する取り組みとして、Beyond Next Venturesが新たに開始したのが「PEAK TRIAL: CONTINUUM」だ。

本取り組みの設計意図や特徴、さらに関連イベントの狙いについて、同社、執行役員 / タレントパートナーの鷺山氏に話を聞いた。

構想段階から伴走する、起業経験者向けディープテック創業支援

──「PEAK TRIAL: CONTINUUM」の取り組みの概要についてお聞かせください

鷺山氏:PEAK TRIAL: CONTINUUMは、起業経験者がディープテック領域で「次の10年を何に賭けるか」を構想・探索するための取り組みです。医療・食・環境・エネルギー等の先端産業分野を対象に、科学技術・産業構造・社会課題を俯瞰しながら、本気で挑むべきテーマを見定めていきます。

再起業をすでに決めている方だけでなく、「次は何に挑むべきか」を模索している段階の起業経験者も対象とし、「INSIGHT(深める)」「ACCESS(探索する)」「BUILD(試行する)」の3機能を通じて、半年から一年をかけて構想の解像度を高めます。研究者・連続起業家・VCが交差する接続点として、テーマ設定、関係構築、初期検証へと連続的につながる設計となっています。

──本取り組みを実施することになった背景は?

近年、起業経験者が二度目の挑戦としてディープテック領域に関心を寄せる動きが広がっています。当社にも「二度目の起業をディープテック領域で模索したい」という相談が増加しています。一方で、ディープテックは高度な研究開発、長期的な時間軸、知財構造や資本政策の複雑性など、特有の構造を持つ領域であり、起業経験者であっても創業までの道筋を描きにくい側面があります。

当社はこれまで、大学の研究成果を基盤としたディープテックスタートアップへの投資を行うとともに、カンパニークリエーション活動を通じて卓越した研究者を発掘し、優れたビジネスパーソンとのマッチングにより数多くの創業を支援してきました。

2024年10月からは「PEAK TRIAL」の名称で、研究者との共同創業を志す人材のスカウトおよびカジュアルEIRの取り組みを開始し、すでに起業経験者による創業事例も生まれています。

これらの実践を踏まえ、起業経験者がより長い時間軸で次の挑戦を構想し、科学者と出会い、テーマを練り込みながら創業へと接続していく場として設計したのが「PEAK TRIAL: CONTINUUM」です。構想段階から起業家と科学者が交差する接続点をつくることを目的としています。

※起業家がVCや事業会社に一定期間所属して新規事業を立ち上げる「EIR(Entrepreneur in Residence:客員起業家)」制度の、より自由で柔軟な形態。

Beyond Next Ventures 執行役員 / タレントパートナー 鷺山氏
Beyond Next Ventures 執行役員 / タレントパートナー 鷺山氏

──本取り組みの特徴や独自性、参画のメリットをお聞かせください。

本取り組みの特徴は、起業経験者が次の10年に賭けるテーマを構想段階から徹底的に練り込める設計にあります。

INSIGHTでは、2050年等の中期的テーマを含めた産業・技術領域をテーマに、各分野の専門家および投資家と議論するラウンドテーブルを実施し、産業構造・技術潮流・資本動向を踏まえたテーマ設定を行います。

ACCESSでは、国内最大級・約300件超の創業シーズと出会える「TECH SEEDS MEETUP」への招待をはじめ、卓越した研究者や共同創業候補との継続的な接点を提供します。

BUILDではFIR(Founder In Residence)等を通じて仮説検証を実行に移し、構想を創業へと接続します。構想・出会い・検証を一気通貫で設計している点が最大の独自性であり、再起業を志す方にとって、模索を具体的な挑戦へと転換できる環境が整っています。

再挑戦の意思決定プロセスを共有──起業家とVC双方の視点から

──3月10日には本取り組みと関連した公開イベントも実施されるということですが、実施の背景についてもお聞かせください。

本イベントは、本活動の「INSIGHT(深める)」の一環として実施する公開セッションです。ディープテック領域で再起業に挑む連続起業家2名を迎え、「再起業という選択 - 次の10年を何に賭けるのか」をテーマに、なぜ再び起業を志したのか、二度目だからこその視点や挑み方、葛藤なども掘り下げます。

あわせて、VC側の視点から、連続起業家と連携することの意義や魅力も語ります。起業家としてのキャリア選択と投資家の判断軸を交差させることで、再起業を模索する方にとって具体的な判断材料と示唆を届けることを目的としています。

【イベント詳細はこちら】
https://serial-founders-deeptech-01.peatix.com/

──イベントに参加すると得られる機会や情報は?

参加者は、再挑戦する起業家の実体験や、テーマ選定、共同創業、資本政策に関するリアルな意思決定プロセスを直接知ることができます。投資家や外部に対して過去の起業経験をどう武器にするかという観点でも気づきが得られるものと思います。

10年がかりで一回目以上の大きな挑戦に挑む。その裏にある二度目に踏み出した起業家の想いを伝え、ご参加の皆様が次の挑戦に一歩踏み出す気持ちが高まる、そんな場になればと願っています。

──イベントにはどのような方々に参加いただきたいとお考えですか。

本イベントは、再起業を目指す起業経験者に限らず、ディープテック領域に関心を持ち始めた初めての起業志望者の方にもご参加いただけます。現時点で具体的な創業計画がなくとも、「将来的に挑戦したい」という段階から参加可能です。セミナー終了後には登壇者を含む交流時間を設けており、AR/VR、AI、フードといった各登壇者の事業領域に関心を持ち、将来的に参画や協業を検討したい方にとっても直接対話できる機会となります。テーマ探索の段階から、具体的な接点づくりまでを後押しする場です。

“二度目”の知見がディープテックを加速させる

──本取り組みにおける今後の展望は?

卓越した研究者とともに、世界市場に挑む大きな挑戦を始める。そうした選択は、いまや特別なものではなくなりつつあります。私たちは初起業・再起業いずれの挑戦も応援していますが、本取り組みを起業経験者向けに設計したのは、「ハードシングスに挑んだ経験と、なお次に挑もうとする強い意思」があってこそ乗り越えられる壁が、ディープテックというフィールドにあると考えているためです。起業経験者の知見をここに集い、共により大きな社会的なインパクトのある事業の実現を数多く実現してまいります。

──最後に、本取り組みへの参画を検討されている方々へのメッセージをお願いします。

今後、2~3か月に一度、招待制の取り組みをご用意しています。ぜひWebサイトからエントリーをいただけますと幸いです。

皆様の二度目の起業にかける気持ちを、ディープテック起業の実現においてお力になれましたら大変光栄です。


再起業とディープテックの接続がもたらす、次の起業エコシステム

ディープテック領域での再起業は、テーマ設定から研究者との連携、資本設計に至るまで、従来とは異なる視点が求められる。本取り組みは、そうした構想段階の課題に対し、議論・接点・検証の機会を一体的に提供する設計となっている。

3月10日に開催される公開イベントは、再挑戦を検討している起業経験者はもちろん、ディープテック領域に関心を持ち始めた層にとっても、判断材料を得る機会となりそうだ。

ディープテック領域における起業家エコシステムの裾野がどのように広がっていくのか。今後の展開にも注目したい。

<PEAK TRIAL: CONTINUUMについて>

Beyond Next Venturesが、起業経験者とディープテック領域での創業をつなぐ接続点として立ち上げたプロジェクト。起業経験者が次の挑戦に向き合うにあたり、「INSIGHT(深める)」「ACCESS(探索する)」「BUILD(試行する)」という創業に至るステップをサポートしています。短期的な成果や即時の創業を前提とせず、テーマの検討から関係性の構築、初期の検証に至るまでを連続的に支援中。現在、参加者を募集しています。

【対象】
起業経験をお持ちの方であれば、過去の事業領域は問いません。

【登録申込や詳細はこちら】
https://beyondnextventures.com/jp/startupcareers/ilp/peaktrial-continuum

<3月10日には関連イベントを実施予定!>
再起業という選択 ー 次の10年を何に賭けるのか |シリアル起業家×VCによるクロストークイベント

再起業という選択 ー 次の10年を何に賭けるのか |シリアル起業家×VCによるクロストークイベント
再起業という選択 ー 次の10年を何に賭けるのか |シリアル起業家×VCによるクロストークイベント

再起業という選択を実際に行ってきた連続起業家(シリアルアントレプレナー)と、応援者であるベンチャーキャピタリスト(VC)が登壇し、「2度目の起業」をテーマに、起業家・投資家双方の視点から率直なクロストークを行います。参加費は無料。ぜひお気軽にお申込みください!

【開催日時】
2026年3月10日  (火) 19:00 - 20:30

【開催場所】
東京ミッドタウン八重洲 カンファレンス

【登壇者】
・本蔵 俊彦 氏 株式会社IntraPhoton 代表取締役 CEO / Co-Founder
・戸門 慶 氏 株式会社TasteLink 代表取締役
・有馬 暁登 氏 Beyond Next Ventures株式会社 執行役員 / Partner

【参加申込はこちら!】
https://serial-founders-deeptech-01.peatix.com/

Share

xfacebooklinkedInnoteline

新着記事

STARTUP NEWSLETTER

スタートアップの資金調達情報を漏れなくキャッチアップしたい方へ1週間分の資金調達情報を毎週お届けします

※登録することでプライバシーポリシーに同意したものとします

※配信はいつでも停止できます

ケップルグループの事業