Web3ゴルフゲーム「GOLFIN」のワンダーウォール、総額10億円を資金調達ーー機能強化とグローバル展開を加速

Web3ゴルフゲーム「GOLFIN」のワンダーウォール、総額10億円を資金調達ーー機能強化とグローバル展開を加速

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Web3ゴルフゲーム「GOLFIN」を開発するワンダーウォール株式会社は、GOLFIN会員券の販売および第三者割当増資により、総額10億円の資金調達を実施した。

GOLFINは、ユーザーが実際のゴルフ場でプレーすることで、GPS情報をもとにキャラクターやクラブなどのゲーム内アイテムが成長し、これらがNFTとして資産化されるのが特徴。プレーデータをAIで解析し、個々のプレースタイルに合わせたキャラクターの育成や、ユーザー同士の連携要素を組み合わせたリアルとデジタルが融合するゲーム設計を構築している。

また、ユーザーはゴルフ場でのプレー回数に応じて使える「NFT回数券」を購入・譲渡・売却できるなど、Web3を活用したエコシステムが用意されている。提携ゴルフ場との連携は順次拡大しており、NFT回数券などを通じたサービス連携も進めている。

代表取締役の小松 賢氏は、大学卒業後、プロトコーポレーションにて営業職に従事。2014年にリベラルハーツを設立。2016年にはワンダーウォールを創業し、現在はIT関連企業2社の経営を行っている。

小松氏は、「GOLFINは今後、リアルでのゴルフプレーが仮想空間でも価値として連動する体験設計をさらに深化させていきます。今回の資金調達を通じて、より多くのユーザーにとって意味のあるゴルフ体験を提供し、国内外を問わず『新しい経済の入り口』となるようなプラットフォームへと成長させていきます。」とコメントしている。(一部抜粋)

今回の資金調達による使途は以下の通りである。

  1. アプリ機能の拡充とUI/UXの向上:ユーザーが直感的に操作でき、没入感のあるゲーム体験を実現するため、機能とデザインの両面からサービスの改善を図る。
  2. NFT回数券および提携ゴルフ場との連携施策の拡大:リアルなゴルフ体験とゲーム内の報酬や成長要素を連動させ、現実とデジタルが融合する新しいプレースタイルを実現する。
  3. AI技術を活用したプレーデータ分析とパーソナライズ体験の最適化:AIとデータを活用し、プレースタイルに合わせたトレーニング提案やパフォーマンス解析、キャディのようなアドバイス機能など、個々のユーザーに最適化された体験を提供する機能を開発する。
  4. 国内外マーケティングおよびグローバル展開の強化:Web3とゴルフの親和性が高い市場へ展開を進め、グローバルなユーザー獲得とブランド価値の向上を図る。

リアルとデジタルを融合した次世代スポーツ体験の実現に向けて、今後も積極的に投資・開発を推進する方針だ。

画像はワンダーウォール プレスリリースより

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