核融合スタートアップ Starlight Engine、初の外部調達で60.6億円を調達

核融合スタートアップ Starlight Engine、初の外部調達で60.6億円を調達

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核融合スタートアップStarlight Engine 株式会社が、2026年7月15日、第三者割当増資により総額60.6億円の資金調達を行ったと発表した。外部からの資金調達は初めてとしている。

Starlight Engineは、2025年に設立された京都フュージョニアリングのグループ会社。

民間主導の産学連携プロジェクト「FAST(Fusion by Advanced Superconducting Tokamak)」の事業主体として、核融合発電の実証・社会実装に向けた取り組みを進める。

FASTは、核融合の中でも研究の蓄積が厚い「トカマク型」の核融合発電を2038年に実証し、2040年代に商用化することを目標としている。燃焼プラズマの生成・維持に加え、エネルギー変換や燃料サイクルなど、発電プラントに必要な技術を統合的に実証するプロジェクトだ。

今回、グローバル・ブレインをリード投資家として、合計17の投資家から資金調達を行った。KDDIや関西電力が参画したほか、核融合プラント開発で連携を進める古河電気工業やフジクラも出資した。研究開発での連携を背景に、京都大学イノベーションキャピタルなどの大学系VCも投資家に名を連ねている。また、同社によると、Airbus Venturesの出資は将来的な海外展開を視野に入れたものだという。

今回の調達資金は、FASTの実機建設に向けた工学設計や、重要コンポーネントの開発・実証、サプライチェーン構築に向けた業界との連携強化、組織体制の拡充などに充てられる。今後2年間で200名規模への拡大を見込む。FASTの実機を建設するプロジェクト用地の選定や、規制当局との安全・規制面の要件のすり合わせも今後進めていくとしている。

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