Helical Fusion、ヘリカル型核融合炉の商用化を目指しシリーズAで23億円を調達──「Helix Program」で2030年代の実用発電実証へ
ヘリカル型核融合炉を開発する株式会社Helical Fusionが、ヘリカル型核融合炉の商用化を目指す中核計画「Helix Program」の推進に向け、シリーズAラウンドで約23億円の資金調達を実施した。これにより累計調達額は約52億円となった。 Helical Fusionは2021年10月設立のスタートアップで、二重らせん構造の超電導マグネットを活用した「ヘリカル方式」による商用核融合炉の開発を進めている。核融合炉の主な方式としてはトカマク型やレーザー型が国際的に広く採用されている中、同社が取り組むヘリカル方式は、安定した長時間運転、高効率、メンテナンス性といった商用化に不可欠な三要件を
