音声コンテンツ市場を変えるスタートアップ5選

音声コンテンツ市場を変えるスタートアップ5選

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「聴く」を超えて広がる音声コンテンツ市場

スマートフォンの普及や音声配信サービスの登場を背景に、音声コンテンツの楽しみ方が広がっている。移動中や家事をしながら楽しめる「ながら聴き」との相性もよく、個人や企業が音声で情報を発信する機会も増えている。

こうした広がりとともに、音声コンテンツを取り巻くビジネスも多様化している。個人が手軽に番組を配信できるプラットフォームに加え、企業による音声コンテンツの制作・配信、ブランディングや採用への活用、音声広告の配信など、企業による活用も進んでいる。

また、配信者がリスナーから収益を得る仕組みや、音声番組と広告主をつなぐ広告ネットワークなど、コンテンツを継続的に制作・配信するための収益化を支えるサービスも登場している。さらに、蓄積された音声データをAI開発に活用するなど、音声コンテンツから生まれるデータの活用領域も広がりつつある。

今回は、音声コンテンツの配信や制作、広告、収益化などを通じて、音声市場の可能性を広げるスタートアップ5社を紹介する。

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スタートアップ5選

Radiotalk株式会社

企業HP:https://radiotalk.jp/

音声配信プラットフォーム「Radiotalk」を開発・運営する。スマートフォン1台で、事前に録音・編集した音声を公開する「収録配信」と、リスナーとリアルタイムで交流できる「ライブ配信」の双方に対応。リモートでゲストを招いて複数人で収録できるほか、配信した番組をPodcastなど外部の音声配信プラットフォームにも配信できる。

ライブや収録では、リスナーがアプリ内通貨を使って配信者にギフトを贈る仕組みを提供する。配信者は配信の盛り上がりなどに応じてポイントを獲得でき、貯まったポイントを現金や電子マネーなどに交換することが可能。ランキングや配信イベントなども展開し、音声による発信からリスナーとの交流、収益化までを支援している。

株式会社stand.fm

企業HP:https://corp.stand.fm/

音声配信プラットフォーム「stand.fm」を開発・運営する。スマートフォンを使って音声を収録・編集して公開する「収録放送」と、リスナーとリアルタイムで交流できる「ライブ配信」を提供。コメントやレター、ギフトなどを通じ、配信者とリスナーがコミュニケーションできる仕組みを備えており、14万人以上の配信者が利用している。

放送の再生数やコメント、いいねなどを確認できる分析機能も備える。審査制のプログラムによる再生時間に応じた収益化のほか、ギフト、月額制のメンバーシップ、有料コンテンツ販売などの機能を提供し、音声コンテンツの制作・配信からリスナーとの交流、収益化までを支援している。

株式会社Voicy

企業HP:https://corp.voicy.jp/

音声プラットフォーム「Voicy」を開発・運営する。ビジネスや教育、健康、エンタメなど幅広い分野のパーソナリティによる放送をはじめ、ニュースなどを音声で届けるメディアチャンネル、企業が情報を発信するオウンドメディアなど、2000を超えるチャンネルを提供している。パーソナリティは審査制で、スマートフォンから編集不要で収録・配信できる仕組みを特徴とする。

法人向けには、音声配信サービス「VoicyPro」などを通じ、企業のブランディングや採用、社内コミュニケーションを支援するほか、パーソナリティとのタイアップや音声コンテンツ、イベントの企画・運営も手がける。個人の情報発信から企業による音声活用まで、音声を軸としたコミュニケーションサービスを展開している。

ロボットスタート株式会社

企業HP:https://robotstart.co.jp/

ポッドキャスト広告ネットワーク「Audiostart」を運営し、ポッドキャスト番組の収益化や広告主への音声広告配信を支援する。ラジオ局やテレビ局、個人ポッドキャスターなど400以上の番組と連携し、ネットワーク全体で月間5000万回以上の再生規模を持つ。広告代理店を中心に100社以上の販売パートナーとも連携し、ポッドキャスターと広告主をつなぐ音声広告の仕組みを構築している。

また、大手ラジオ局やテレビ局などの番組を広告ネットワークに組み込むメディア番組ネットワークを展開するほか、ポッドキャストネットワークから得られる音声データを、音声認識や音声合成、感情分析、翻訳などのAI開発向けにライセンス提供している。ポッドキャストの配信者、広告主、リスナーをつなぐ音声コンテンツのエコシステム構築に取り組んでいる。

2026年8月には、Brand New Retail Initiative Fund 投資事業有限責任組合、K&P パートナーズ、旺文社ベンチャーズを引受先とした、第三者割当増資による資金調達が完了し、累計調達額は8億円規模となった。

株式会社オトナル

企業HP:https://otonal.co.jp/

デジタル音声広告に特化した広告事業を展開する。Spotifyやradiko、ポッドキャスト、YouTubeなどへの音声広告配信をはじめ、広告のプランニングや運用、効果測定、音声CMの制作までを一貫して支援する。音声アプリやポッドキャスト広告のプランニング実績は4500件を超える。

また、企業向けのポッドキャスト企画・制作・配信支援や、ラジオ局・出版社などの媒体社向けに音声広告配信のためのアドテクノロジーも提供する。独自の「オトナル ポッドキャストアドネットワーク」を通じて複数の番組へ横断的に広告を配信できる仕組みも展開し、音声コンテンツの制作から広告配信、収益化までを支援している。

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