2月28日週に報道された資金調達に伴い、ユニコーン(企業評価額10億ドル以上の企業)となった3社を企業評価順に紹介します。
第1位 Volocopter (企業評価額 18.7億ドル)
第一位は、電動航空ライドシェアサービスのVolocopter(企業評価額:18.7億ドル)でした。最近では、日本でも、米国企業のJoby AviationがANAと提携し、航空ライドシェアサービスの提供を検討することが話題になりました。
第2位 CredAvenue (企業評価額 13億ドル)
第二位は、企業の負債調達を支援するCredAvenue(企業評価額:13億ドル)でした。インドのGDPに対する負債の比率は60%程度であり、市場の開拓余地が大きいとみられています。
第3位 Payhawk(企業評価額 10億ドル)
第三位は、経費精算管理を支援するPayhawk(企業評価額:10億ドル)でした。ブルガリア出身企業としては、初のユニコーンです。コーポレートカードでのキャッシュバックによる利用客獲得を目指しています。日本では、法人カードサービスを提供するUPSIDERが2021年にシリーズBで38億円を調達し、カード利用客へのキャッシュバックを強化しています。