独自技術で創り出すハイブリッド魚、未知の美味しさを世界へ
水産庁※1によると、国内では食用魚介類の1人1年当たりの消費量は、2001年度の40.2kgをピークに減少傾向にあり、2021年には前年度よりも0.4kg減の23.2kgであったことが明らかになった。一方で、海外市場では半世紀にわたり、食用魚介類の消費量が2倍以上に増加している。特に、元から魚食習慣のあるアジアやオセアニア地域では、生活水準の向上に伴ってより顕著に増加している。たとえば、中国では過去50年で10倍に、インドネシアでは4倍に増加した※2。国内の養殖魚の飼料には魚粉が使用されているが、その大半は輸入に依存している。そのため、水産物の世界的な需要増加に影響されて魚粉が高騰しており、コ
KEPPLE編集部 ・