クロスビットがデットで4.5億円調達ー増資と併せたシリーズB累計は13.5億円に

クロスビットがデットで4.5億円調達ー増資と併せたシリーズB累計は13.5億円に

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クラウドシフト管理システム「らくしふ」を提供するクロスビットが、シリーズBラウンドにて、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、三菱UFJ銀行からのデットファイナンスによる約4.5億円の資金調達を実施を発表した。

らくしふは、シフト作成の効率化や自動化、予実管理の可視化を提供するクラウドサービスだ。シフトの回収から作成、共有までをLINE上で行い、回収したシフトは自動でらくしふに転記される。シフト作成から共有までの作業時間を大幅に短縮できる。また、法定労働時間や外国人留学生の労働上限時間、年少者の深夜労働に対するアラート機能を備えており、労務違反を未然に防ぐことができる。さらに、他店舗・事業部のシフト過不足状況を一覧で確認し、ヘルプ調整もらくしふ上で簡単に行えるため、調整工数や採用コストの削減にも寄与する。

国内では3万件以上の事業所に導入され、継続率は99%を超える。飲食店や小売業、ホテル、映画館などさまざまな業種で活用されており、シフト管理分野で国内市場における重要な位置を占めている。

2024年11月には、ソフトバンクと「らくしふ」の販売代理店契約を締結した。同社と連携することで、顧客のビジネス成長を支援し、持続可能な発展を目指す。

代表取締役の小久保 孝咲氏は、転職エージェントにて法人営業マネージャーを務め、2016年4月にクロスビットを設立した。

今回の調達資金を活用し、らくしふの市場拡大をさらに加速させると同時に、新規事業の創出を推進するとしている。具体的には、エンタープライズ顧客への対応強化、販売網の拡充、蓄積したデータとノウハウを基にした新サービスの開発が挙げられる。同社のビジョンである「働く先の最高の実現」に向け、今後も事業成長を続ける意向だ。

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