2024年1月 KEPPLE Monthly Report - 国内スタートアップの資金調達トレンド

2024年1月 KEPPLE Monthly Report - 国内スタートアップの資金調達トレンド

谷口 毅

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融資が調達額増に寄与、脱炭素関連企業に資金が集まる

マンスリーレポートでは、前月の日本のスタートアップ動向を振り返る。未上場企業の大型調達を中心にピックアップする。また、上場企業では、成長著しい企業が多いものの、日経平均などに比べて取り上げられる機会が少ない東証グロース企業に着目する。

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・2024年1月の資金調達額上位10社の一覧
・2024年1月の資金調達額上位3社の詳細な情報
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未上場企業の資金調達動向

前月の日本のスタートアップの資金調達総額は561億円(前年同月比9%増)、資金調達件数は140件(前年同月比2%減)だった。

金額推移
調達総額は、2か月連続で前年同月を上回った。23年1月の調達額トップは、76億円を調達したカケハシであり、その調達額を上回る案件が2件あったことが大きかった。2社ともに、融資による調達であり、50億円以上の大型融資がなかった23年11月と12月とは対照的な状況であった。

件数推移
調達件数は、1か月ぶりに前年同月を下回ったものの、ほぼ前年同月並みであった。年始の期間に調達発表がほとんどなかったため、23年12月と比べて減少した。しかし、その後は週次で30件強の発表が安定的にあり、底堅い動きを見せている。

過去6か月の合計では、調達総額は3,166億円で前年同期比16%減、調達件数は918件で前年同期比1%減となった。直近6か月の月次調達金額は、400-700億円のレンジに収まっており、前年同期と比べるとブレが少ない。一方、調達件数は、毎月30件程度の増減を繰り返しており、ブレが大きい。

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Writer

谷口 毅

株式会社ケップル / Database Division Manager・アナリスト

新卒で資産運用会社のFirst Sentier Investorsに入社し、アナリストとしてアジア・日本の株式の分析を行う。その後、リクルートでプロダクトマネージャーを経験。2022年にケップル入社。現在はデータベース部門を管掌、および新規事業部門を兼務。スタートアップデータ拡充のためのプロダクト企画、分析、新規事業開発などを担う。

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