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NPO運営をDXで支えるコングラントの次なる一手

寄付DXシステム開発のコングラントがシリーズAラウンドにて、総額3億円の資金調達を実施したことを明らかにした。今回のラウンドを引き受けたのはジェネシア・ベンチャーズとSony Innovation Fund、グッドパッチ、ペイフォワードの4社。日本政策金融公庫からの融資による調達も含む。
NPOなどの非営利団体の活動資金となる国や自治体からの助成金・補助金は使途に制限があり、支援活動には寄付金集めが必要となる。財源の一部を寄付金で賄うことができれば活動の幅も広がる一方で、寄付金集めにまで手を伸ばしきれない団体もある。
コングラントが開発するのは、NPOを始めとする非営利団体がオンライン上で寄付金を集められるシステム。サービス開始当初は即時利用可能な寄付決済システムからスタートした。現在は寄付の募集や決済・管理など、ファンドレイジングに必要な機能を広く備え、2800以上の団体が導入している。寄付流通の総額は80億円を超えた。
今後は非営利団体向けシステムのほかに、大企業との連携も強化するという。取り組みに、大企業の従業員向けスマート寄付アプリの開発や、社内向け啓発イベントの実施支援などを構想する。
代表の佐藤 正隆氏は、2008年にWEBサービス・システム開発のリタワークス株式会社を創業。デジタル・ファンドレイジングシステムを開発し、リタワークスから事業をスピンオフする形でコングラントを設立した。
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