株式会社Strobo

防犯・見守り・住宅管理を支える新しい暮らしのインフラ
住宅防犯を取り巻く環境は、共働き世帯の増加や高齢化、単身世帯の拡大に加え、宅配需要の増加や生活時間の多様化を背景に、大きく変化している。従来のホームセキュリティは、警備会社による駆けつけや固定的な防犯設備が中心だったが、生活者のニーズはそれだけでは捉えきれなくなっているのだ。
こうした中で進んでいるのが、ホームセキュリティのデジタル化とスマート化だ。カメラやセンサー、スマートロック、モバイル通知、AIによる異常検知などを組み合わせることで、侵入対策にとどまらず、見守りや設備管理、日常の安心につながる仕組みが広がっている。防犯は単なる「守り」の機能から、見守りや生活支援も含めた、暮らしを支えるインフラの一部へと変わり始めている。
一方で、導入コストや運用負荷、誤検知、プライバシーへの配慮といった課題もあり、単に機器を設置するだけでは十分とはいえない。だからこそ、生活導線に沿った設計や、使いやすさ、継続利用のしやすさを前提にしたサービス設計が重要になっている。
こうした変化の中で、ホームセキュリティ領域では、AI、IoT、クラウドを活用しながら、防犯・見守り・住宅管理を横断する新しいサービスを提供するスタートアップが現れている。従来の警備モデルを補完しつつ、住まいの安全をより柔軟で身近なものにしようとする動きだ。
本記事では、防犯・見守り・住宅管理を横断しながら新たな価値創出に取り組むスタートアップを紹介する。

スタートアップ4選
株式会社Strobo
企業HP:https://leafee.me/
IoT製品開発・スマートフォンアプリの企画、開発を行っている企業。 同社が開発した「leafee[リーフィー]」は一人暮らし世帯向けのスマートホームセキュリティーで、防犯センサーとスマートハブ、アプリによって工事不要で利用できる。家じゅうの戸締りを一目でチェックしたり、ドアや窓の開閉のプッシュチェックを受けることができる。 「ソフトウェア・ハードウェアの両輪のものづくりで 暮らしの中に新たな感動体験を創造する」ことをミッションに掲げている。
株式会社Secual
スマートセキュリティー製品の開発、製造、販売及び運営サービスを提供している企業。同社は、窓やドアの微細な振動を探知し、大音響の警戒アラームとスマートフォンへの同時通知を行う防犯サービス「Secual(セキュアル)」を提供。IoTを活用したホームセキュリティで手軽さを実現し、暮らしの安心・安全に貢献することを目指している。また、街の防犯・防災・見守り機能を搭載した次世代街灯「Secual Smart Pole」、Secual Smart Poleで提供してきた安心・安全機能や都市データ収集機能を搭載しながら、既存の街路灯や電柱に後付け可能な構成で、短期間・低コストでの導入を実現する「後付型Smart Pole」などを開発している。
2025年8月には、三井住友海上火災保険とGlobal Mobility Serviceの2社と業務提携し、車両盗難ゼロ社会の実現を目指した新たなセキュリティサービス 「Secual Smart Security」を共同開発し、サービスを開始した。
AI6株式会社
企業HP:https://ai6.jp/
Wi-Fi電波の伝搬を独自AIで解析し、カメラやウェアラブルを使わずに屋内の動きや呼吸などを非接触で検知する「Wi-Fiセンシング」を提供する。室内に機器を置くだけで導入でき、プライバシーに配慮しながら在室検知や睡眠モニタリング、高齢者・子どもの見守りなどに活用可能だ。あわせて、技術をAPI経由で試せる「APIトライアルキット」も用意し、デバイス一式と期間限定のAPI、技術仕様書をセットで提供している。
株式会社プリンシプル
企業HP:https://www.principle2007.co.jp/
賃貸住宅向けのホームセキュリティサービス「SMART ROOM SECURITY」を提供する。工事不要で、ドアや窓にセンサーを貼り付けるだけで設置できるという。異常を検知すると宅内で警報音を鳴らし、入居者を含む最大5名へ通知するほか、提携警備会社へ現場急行を依頼できる。あわせて、高齢者見守りサービス「SMART ROOM みまもり」も提供している。










