![2023年3月 KEPPLE Monthly Report - 国内スタートアップの資金調達トレンド](https://images.microcms-assets.io/assets/b7be238c1b5c4489ab95a097e5382113/36cfa17adaa447b7b830be736dd37d07/%E8%A8%98%E4%BA%8B%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%20(4).jpg?auto=compress&fm=webp&h=800)
ChatGPTに伴うAI関連株上昇、スタートアップの調達件数は半年ぶりに160件超え
マンスリーレポートでは、前月の日本のスタートアップ動向を振り返る。上場企業では、成長著 しい企業が多いものの、日経平均などに比べて取り上げられる機会が少ない東証マザーズ/グロー スに着目している。未上場企業では、大型の資金調達をピックアップする。
上場企業の動向
3月のマザーズ指数は、0.1%上昇した。シリコンバレー銀行破綻に伴い、下落したものの、米当局が預金の全額保護を発表したことで信用不安が和らぎ、再び上昇した。NASDAQ・S&P500がマ ザーズ指数をアウトパフォームしたが、ドル安円高の影響があったように思える。
東証グロースの主要銘柄の中では、銘柄で好不調がはっきりと分かれた。良好な決算だったもの の、市場の期待値がそれ以上であったと思われるビジョナルは19%下落した。プライム市場への 区分変更を申請し、業績を上方修正したANYCOLORは37%上昇した。
次に前月の東証グロース構成銘柄の騰落率ランキングを見ていく。