株式会社ジェイエルネス

60代・70代を中心とした体験サービス「シュミタイム」を運営する株式会社ジェイエルネスは、プレシリーズAラウンドで、第三者割当増資による総額3.7億円の資金調達を実施したと発表。
FFGベンチャービジネスパートナーズがリード投資家を務め、PF2有限責任事業組合、横浜キャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、南都キャピタルパートナーズ、NANKAI NEXT Ventures、りそなキャピタルが参加した。
同社が提供する「シュミタイム」は、60代女性を中心とする少人数・同世代のコミュニティーレジャーサービスだ。街歩きや歴史めぐり、グルメ、習い事、登山・ハイキング、観劇・観戦など、半日から宿泊までのツアーを提供する。ツアーは同社が企画し、利用者が一人でも参加しやすい形で、現地ガイドや同世代の参加者と体験を共有できる仕組みとなっている。
2025年9月のサービス開始から約1年間で、のべ参加者数は6000名を超えたという。同社によると、ツアー参加者の9割超が1人での参加で、4割弱の利用者が、初回参加後90日以内に次のツアー参加を申し込んでいるという。
サービスの背景には、高齢者単身世帯の増加など、シニア層を取り巻く生活環境の変化がある。総務省統計局の推計では、2025年9月時点の65歳以上人口は3619万人で、総人口の約3割を占めるとされている。
シュミタイムでは、一人で参加できる少人数ツアーを提供するとともに、LINEでの会話や過去の参加履歴などをもとに、利用者の興味や好みに応じた体験の提案・運営にAIを活用している。
今回調達した資金は、サービスの提供エリアと体験数の拡大、体験提供を支えるシステムの強化に充てる。あわせて関西エリアへの展開を進め、60〜70代向けレジャーサービスの提供地域を広げる方針だ。






