GeNiEとクラウドワークスが提携、フリーランス向けローンサービスを開始

GeNiEとクラウドワークスが提携、フリーランス向けローンサービスを開始

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金融サービスを提供するGeNiEは、クラウドワークスが運営するオンライン人材マッチングサービス「クラウドワークス.jp」に、GeNiEの組込型金融サービス「マネーのランプ」を導入し、2025年2月19日よりフリーランス向けローンサービス「クラウドワークス クイックローン」の提供を開始した。

GeNiEは、レンディング(貸付)領域に特化した組込型金融サービスを提供している。「マネーのランプ」は、事業会社が自社サービスに金融機能を組み込むことを可能にし、最短2か月でレンディング機能の提供を開始できる。ユーザーは普段使うショッピングサイトやアプリで、素早くローンを申し込み、即時に資金を受け取れる。

代表取締役社長の齊藤 雄一郎氏は、2016年にアコム内でイノベーション企画室を立ち上げ、エンベデッド・ファイナンス(組込型金融)の可能性に着目。その後、社内起業家として2022年4月に設立した。金融サービスをさらに身近にし、非金融企業が独自の金融機能を提供できる仕組みを構築することを目指している。

クラウドワークスは、2011年11月に設立され、フリーランス向けのプラットフォームを基盤にIT人材やコンサルティングサービスを提供している。2024年12月末時点で600万人以上のユーザーと100万社以上の企業が利用している。フリーランスの仕事だけでなく、生活面のサポート体制も強化している。

クラウドワークス クイックローンは、クラウドワークスのユーザー向けに提供されるGeNiEの貸付サービスで、1000円からの借入が可能であり、申し込みから審査完了まで最短15分で完了する。クラウドワークスに登録された情報を活用することで、ユーザーの入力負担を軽減し、迅速な資金調達をサポートする。

フリーランスは、従来の金融機関での与信審査に通りにくい傾向があり、資金繰りに不安を抱えることが多い。GeNiEとクラウドワークスは、フリーランスの金融包摂を目指し、提携先が保有する顧客情報を審査に活用することで、高精度な与信判断を実現し、与信枠の増加や金利優遇などのメリットを提供する。

今回の提携により、フリーランスの資金調達手段が拡充され、経済的なストレスの軽減やキャリア選択の自由度向上が期待される。両社は、今後もフリーランス向けの金融サービスの開発・高度化に取り組み、フリーランスの金融包摂の実現を目指していく。

画像はGeNiEプレスリリースより

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