日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を展開するClearが資金調達ー累計調達額は24.4億円に

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を展開するClearが資金調達ー累計調達額は24.4億円に

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日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を提供するClearは、HIRAC FUNDをリード投資家とし、既存投資家であるSMBCベンチャーキャピタルなど他複数投資家からの投資を受け、累計調達額が24.4億円に達したと発表した。

同社は、「日本酒の未来をつくる」というビジョンのもと、日本酒に特化した事業を展開している。​SAKE HUNDREDは、​同社が提供する高品質の日本酒ブランドだ。最高峰の酒造技術を持つ酒蔵と共同開発されており、製造後の保管・配送においても徹底した品質管理のもとで提供される。これまでに全国8箇所の酒蔵や酒米農家、種麹メーカーと協業し、上質な日本酒を提供している。また、日本酒専門WEBメディアの「SAKETIMES」や、世界160ヶ国で閲覧されるグローバル日本酒メディアとして、海外視点に特化した独自情報を発信する「SAKETIMES International」も運営している。

代表取締役CEOの生駒 龍史氏は、大学卒業後、2年間の社会人経験を経てEコマース事業を立ち上げる。その後2013年2月にClearを設立。日本酒のサブスクリプション事業などに続いて、2014年6月、日本酒専門Webメディア「SAKETIMES」を展開。2018年7月には、老舗酒販売店の川勇商店を買収し、高価格帯のオリジナル・ブランド「SAKE HUNDRED」の販売をスタートさせた。

日本酒業界全体では、消費量の減少や酒蔵の廃業が続いている。1973年をピークに日本酒の消費量は4分の1にまで減少し、ここ20年で毎月平均2.4社が廃業しているという状況だ。こうした中、SAKE HUNDREDは高価格帯の日本酒市場を形成し、産業全体の利益創出に寄与している。SAKE HUNDREDのフラッグシップ商品「百光」の誕生後、1万円以上の高級日本酒の新商品発売数が8倍以上に増加し、発売される日本酒の平均価格も20%増加したとのデータがある。

Clearの社外取締役には、エルメスジャポン元代表取締役社長の齋藤 峰明氏が就任しており、ラグジュアリーブランドの知見を活かしてSAKE HUNDREDの成長を支えている。

今回の資金調達は、SAKE HUNDREDの海外進出強化を目的としている。具体的には、グローバル領域を担う人材の採用、各国でのプロモーション活動、海外でのPR活動に投資する予定である。SAKE HUNDREDは2020年から香港やシンガポールでの輸出を開始し、2024年には台湾、タイ、メキシコなど新たな市場への進出を果たしている。今後も海外展開を加速し、数年以内に海外売上比率が7割を超えることを目指しているという。

今後、日本酒の新たな市場を創造し、世界に通用するラグジュアリーブランドとしての地位を確立することが期待される。

画像はClearプレスリリースより

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