温泉に生息する微細藻類が地球環境を改善、ガルデリアが目指す循環経済の実現
微細藻類はその小さな個体に多くの可能性を秘めており、現代社会のさまざまな課題に対する解決策として注目を浴びている。二酸化炭素の吸収や水質浄化など環境保全に役立つことや、バイオマスエネルギーの原料としても期待されているほか、食品や飼料にも利用され始めている。日本では、環境問題に関する調査研究を行うために、環境庁(現在の環境省)の施設等機関から独立行政法人として発足した国立環境研究所にて、約950種、3000株を超える藻類と原生動物が保存されており、藻類保存の中核機関として活動している。また、微細藻類の産業利用と関連技術の発展を推進することを目的として設立されたIMAT基盤技術研究所では、微細藻類
KEPPLE編集部 ・