株式会社イミロン

AIシステム向け検証プラットフォームを開発する株式会社イミロンは、プレシリーズAラウンドで総額1.4億円の資金調達を実施したと明らかにした。引受先にはDG Daiwa Ventures(リード投資家)、三菱UFJキャピタル、ごうぎんキャピタルが参加した。
イミロンは、システム開発における設計支援ソフトウェアやデータ検証ソフトウェアの開発を手がけるスタートアップだ。自動運転車やロボットなどのAIシステムを対象に、安全性や説明可能性を担保するための技術開発に取り組んでいる。
生成AIやロボティクスの進展により、AIが物理空間で動作する「フィジカルAI」への関心が高まっている。一方で、自動運転や医療機器など安全性が重視される分野では、AIの判断や動作について説明責任を果たすことや、システムの品質を継続的に検証することが課題となっている。
同社はこうした課題に対し、フィジカルAI向け次世代AIシステム検証プラットフォーム「SpecForge」を開発している。同プラットフォームは、自然言語で記述された曖昧な要求を数学的に検証可能な仕様へ変換し、設計から実装、運用まで一貫した品質保証を行うことを目指すものだ。
今回調達した資金は、エンジニア採用の強化、「SpecForge」の研究開発、事業展開に充当する。AIシステムの開発現場における品質保証や説明可能性への要求が高まる中、同社は数理論理学を基盤とした検証技術の実用化を進める方針だ。









