ファン接点をデータでつなぐ──ネッキョウ、設立と同時に約2億円調達


エンタメ・IP事業者向けにデータ分析やAIを活用したサービスを開発する株式会社ネッキョウは、2026年6月の会社設立に合わせ、総額約2億円を調達したと発表。みずほ銀行からの融資と、代々木アニメーショングループを引受先とする第三者割当増資を組み合わせた。
ネッキョウは、ファンクラブやコミュニティサイト、ECサイトなどの企画・開発・運営を手がける。ウェブサイトやスマートフォンアプリについて、企画から制作、開発、運用、データ分析までを一貫して担う体制を構築している。
同社が開発するAXプラットフォームは、ファンクラブ、EC、チケット、物販、SNSなど、ファンとIPとの複数の接点を共通IDでつなぎ、データを統合・分析する仕組みだ。AIを活用した分析基盤も組み合わせ、ファンの行動データをサービス運営やマーケティングに活用することを想定している。
同社によると、エンタメ・IP領域では、ECやファンクラブ、チケット、SNSなどのシステムやデータが個別に管理され、サービスをまたいだユーザー行動を把握しにくいケースがある。また、企画や開発、運用を異なる事業者が担当することで、データを継続的なサービス改善に生かしにくいことも課題となっている。
今回調達した資金は、AXプラットフォームの基盤開発やデータ解析モデルの精度向上などに充てる。出資者である代々木アニメーショングループのコンテンツ領域で導入を進めるほか、今後はエンタメ事業者やIPホルダーへの展開を進める方針だ。
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