衛星の“打ち上げ後”を支える──JAOPS、2.6億円調達


衛星や宇宙ミッションの運用を支援する株式会社JAOPSは、シードラウンドで総額2.6億円を調達したと発表。UntroD CapitalとMidtown Frontier Fundが引受先となった。
JAOPSは、衛星や宇宙ミッションの運用者向けに、運用に必要なツールやシミュレーター、ミッションコントロールのインフラを開発・提供する宇宙スタートアップだ。宇宙ミッションの運用機能をサービスとして提供する「Operations as a Service(OaaS)」の実現を目指しており、現在は日本、スペイン、フランス、英国、韓国、米国の顧客にミッション運用サービスを提供している。
人工衛星の運用などの宇宙ミッションでは、打ち上げ後も衛星の状態監視や制御などを継続して行う必要がある。JAOPSは、こうしたミッション運用を支える基盤やサービスの構築を進めている。
同社はこれまで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙戦略基金に採択されたほか、東京都から助成金の交付を受けている。今回の資金調達を通じて開発・運用体制を拡張し、アウトソース型・サービス型のミッション運用に対する需要に対応する方針だ。
調達資金は、運用能力の拡充に加え、ミッションコントロールセンター(MCC)の構築に向けたツールやシミュレーターの開発に充てられる。今後は、海外を含む顧客へのミッション運用サービスの提供拡大と、OaaSの実現に向けた運用基盤の整備を進める。
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