ユーザーヒアリング重視のゲームスタジオが次の一手──ネコノメ、シリーズAで1.1億円調達

ユーザーヒアリング重視のゲームスタジオが次の一手──ネコノメ、シリーズAで1.1億円調達

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ゲーム開発スタジオの株式会社ネコノメは、シリーズAラウンドにおいて第三者割当増資を実施し、総額1.1億円を調達した。引受先はEX Innovation Fund、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル。累計調達額は2億円となった。

ネコノメは、ユーザーへのヒアリングを重視したゲーム開発を特徴とするゲームスタジオだ。「ゲーム好きの、ゲーム好きによる、ゲーム好きのための会社」を掲げ、スマートフォン向けゲームの開発・運営を手掛ける。

同社の主力ゲームである「メソロギア」シリーズは、プレイヤー同士が同時に行動を選択する独自の「同時ターン制」を採用した対戦型カードゲームだ。1試合約3分という短時間での駆け引きを特徴としており、同社によるとプロモーションを行わずに累計20万ダウンロードを達成したという。また、東京ゲームショウへの出展やアプリストアのランキング上位獲得などを通じて認知を広げてきた。

国内のゲーム人口ではスマートフォンゲームが最大規模となる中、将棋やカードゲームなど競技性を持つジャンルではオンライン対局サービスや大会・ランキングなどを通じ、継続的なプレイコミュニティが形成されやすい。将棋分野ではオンライン対局サービスの利用が定着しているほか、近年はゲーム性やキャラクター要素を組み合わせたコンテンツも登場している。

こうしたなか、同社は2026年6月に新作将棋ゲーム「棋桜(KIOU)」をリリースする予定だ。同作は将棋対局とキャラクターとの交流要素を組み合わせた作品で、初心者から有段者まで幅広い層を対象とする。和風ファンタジーの世界観のもと、将棋の駆け引きとキャラクターとの物語体験を提供するという。

今回調達した資金は、「棋桜」をはじめとする新作ゲームの展開や既存ゲームの海外展開、人材採用に充当する予定だ。同社は独自IPの開発とグローバル展開を進めながら、開発・運営体制の強化を図るとしている。

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