管理部門向けデータ管理クラウドのFinovo、1.5億円調達—生成AI活用でプロダクト開発を強化

管理部門向けデータ管理クラウドのFinovo、1.5億円調達—生成AI活用でプロダクト開発を強化

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データ管理クラウドを開発するFinovoが、シードラウンドにてジェネシア・ベンチャーズを引受先とした第三者割当増資により、1.5億円の資金調達を実施した。また、企業のファイナンス・トランスフォーメーションを支援するプロフェッショナルサービスの提供も開始した。

同社が提供する「Finovo」は、企業の経理・財務・経営企画部門向けのクラウド型会計データプラットフォームだ。企業内に散在する財務データや非財務データを自動で回収し、ノーコードで加工・分析ができる。業績管理、予実管理、原価計算、連結管理会計、KPI管理、監査対応など、さまざまな業務の効率化とデータ分析の高度化を支援する。

複数のデータソースを組み合わせて自由なフォーマットで出力でき、全ての設定や変更はノーコードで対応可能。2023年12月のリリース以降、従業員1000名を超える大手企業からスタートアップまで、幅広い企業で導入が進んでいる。

代表取締役の久田 隆大氏は、大学卒業後、あずさ監査法人の金融事業部にて東証1部上場企業等に対する法定監査業務に従事。その後、バークレイズ証券の投資銀行部門(東京・ロンドンオフィス)にて、テクノロジーや製造業などの企業を対象としたM&Aアドバイザリー業務に携わり、2021年11月にFinovoを創業した。

今回の資金調達により、生成AIなどの新技術への投資を強化し、プロダクト開発と社内オペレーションの高度化を加速させる。また、開発体制およびビジネス体制の強化を目的とした人材採用やマーケティング活動も推進する方針だ。

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