ロケットリンクテクノロジーがシリーズBで総額6億円を調達、独自固体燃料による小型ロケット開発を加速
宇宙分野への民間参入が拡大する中、小型衛星向けロケットの開発を手がける株式会社ロケットリンクテクノロジーが2025年7月、シリーズBラウンドで5社を引受先とする第三者割当増資により総額6億円の資金調達を実施した。これにより、累計調達額はシリーズAを含めて7.5億円に達した。 ロケットリンクテクノロジーは2023年4月に設立された宇宙スタートアップであり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の知的財産や研究成果を活用した事業展開を特徴とする。JAXAから「JAXAベンチャー」に認定されており、研究開発拠点との連携体制が整う。事業の中核は、独自開発した「低融点熱可塑性推進薬(LTP)」を用いた固体燃料
