社会人向けキャリアプログラム「ミートキャリア」を運営するfruorが、プレシリーズAラウンドにて第三者割当増資及び融資により、総額1.2億円の資金調達を実施した。
今回のラウンドでの引受先は、イノベーションディスカバリー、イーストベンチャーズの2社。日本政策金融金庫からの資本制ローンによる調達も含む。
ミートキャリアは、月額制の社会人向けキャリアプログラムサービス。子育てなどのライフイベントも含めてキャリアを考える人や、転職を視野に入れている人などキャリアに関する悩みを持つ人は多い。同サービスは、自分の特性を理解し、最適なキャリアを選べるようになるキャリアプログラムだ。自己分析から転職活動まで20種類以上のコンテンツから受講が可能となっている。
fruorは、基幹系システム開発コンサルティングや教育事業の立ち上げ、採用などの経験を持つ、喜多村 若菜氏が2019年に設立した。これまでに6000件以上の有料キャリアプログラムを提供した。利用者満足度は94%だという。
今回の資金調達で、利用者の強みを分析し適した仕事とマッチングする同社技術と、蓄積されたキャリアデータを活用した事業展開を予定している。さらなる支援とプロダクト開発の強化に取り組む。
(画像はfruorプレスリリースより)