電子トレカからファンプラットフォームへ──HEARTBEATS、約23億円を調達

電子トレカからファンプラットフォームへ──HEARTBEATS、約23億円を調達

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スポーツ・エンターテインメント領域でファンエンゲージメント事業を手がける株式会社HEARTBEATSは、第三者割当増資により総額約23億円を調達したと発表。あわせて、株式譲渡(セカンダリー取引)が約2億円規模で実施され、ラウンド全体の取引規模は約25億円となった。

同社は、スポーツ・エンターテインメント領域でファンエンゲージメント事業を展開するスタートアップだ。2020年6月に埼玉西武ライオンズと連携し、電子トレカ®コレクションサービス「ORICAL®」をリリースした。プロ野球を起点に導入先を拡大し、2026年9月時点でプロ野球10球団を含む26パートナーにサービスを提供している。 

ORICAL®では、試合やライブとリアルタイムに連動した電子トレカ®の提供に加え、ファン活動と連動した企画などを展開する。 デジタルグッズの販売にとどまらず、パートナーにとっては新たな収益機会とファンとの継続的な接点を生む基盤として使われているという。

スポーツチームやエンターテインメント事業者にとって、試合やライブがない期間にもファンとの接点を維持し、継続的な体験を提供することは重要なテーマの一つだ。デジタル上のグッズやコレクション体験は、会場に足を運べないファンも含めて接点を持つ手段として広がりつつある。

今回調達した資金は、ORICAL®の機能拡充、新規パートナーの開拓とプロダクト開発、新規事業の拡大、組織基盤の強化に充てる。ORICAL®では、試合前から試合後までの体験と連動する機能を拡充するほか、試合やライブがない期間におけるコレクション機能やコミュニティ機能を強化する。また、AIを活用した制作・運用の効率化にも取り組む。 

同社は今後、紙のトレーディングカードの制作やデジタルグッズの販売体制の構築を進めるほか、チケッティングや会員管理といった周辺領域での事業連携も検討する。電子トレカ®にとどまらず、スポーツ・エンターテインメント領域のファンプラットフォームへと事業を広げる方針だ。

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