ERP導入をAIで効率化──Subliminal、約4000万円調達で業務横断AIを強化

ERP導入をAIで効率化──Subliminal、約4000万円調達で業務横断AIを強化

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中堅企業向けのAI駆動ERP「unito(ユナイト)」を開発する株式会社Subliminalは、シードラウンドで総額約4000万円を調達したと発表。mint startup fund 2号投資事業有限責任組合と寺田龍二氏を引受先とするJ-KISS型新株予約権を発行した。

Subliminalは、従業員100〜1000人規模の中堅企業を主な対象に、企業の基幹業務を一元管理するERP(統合基幹業務システム)「unito」を開発している。人事、給与、勤怠、販売、経費、申請・承認などの業務を一つのデータベース上で扱えるようにし、業務ごとに異なるシステムを利用する際に生じるデータの分散や二重入力などの課題に対応する。 

unitoの特徴の一つが、システム導入作業へのAI活用だ。企業が就業規則や給与規程、勤怠規程などをPDFやWord形式で登録すると、AIが内容を読み取り、勤務体系や手当、承認フローなどの設定案を生成する。担当者による確認と既存システムとの並行稼働を経て本稼働へ移行する仕組みで、同社は従来1年以上かかっていた導入期間を約1カ月からに短縮できるとしている。

同社によると、大企業向けのERPは導入コストが大きく、導入期間も長くなる一方、複数のSaaSを組み合わせる場合は、システム間の連携や二重入力などが課題になるという。unitoでは、複数の基幹業務を共通のデータベース上で扱い、中堅企業向けの統合型システムとして提供する。

今回調達した資金は、AIによる導入支援機能や各業務機能の開発、営業・マーケティングと導入支援体制の拡充、人材・組織基盤の整備に充てる。今後は、勤怠や給与、販売など複数の業務データを横断して利用するAIアシスタントの強化や、会計ソフトをはじめとする外部サービスとの連携拡大を進める方針だ。

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