【アフリカ・インサイト】【Vol. 04】アフリカ市場は「未知のハードルと圧倒的なポテンシャル」の最前線
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【アフリカ・インサイト】【Vol. 04】アフリカ市場は「未知のハードルと圧倒的なポテンシャル」の最前線

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ケニア在住のVCパートナー・山脇氏が語る、日本企業のリアルな進出戦略

圧倒的なポテンシャルで世界中から熱視線を集めるアフリカ市場。しかしその裏側には、B2Cでの購買力不足や、B2Bでの未払いリスクなど、一筋縄ではいかないビジネスの現実も待ち受けている。

とはいえ、一度現地のニーズを的確に捉えれば、日本では想像もつかないスケールとスピードで事業が拡大していくダイナミズムこそが、この市場最大の魅力だ。

本インタビューでは、ケニアに拠点を置き長年アフリカ投資の最前線に立つVerod-Kepple Africa Venturesの山脇氏に、アフリカ市場のリアルと日本企業がとるべき戦略を伺った。

山脇氏は、日本企業が単独でゼロから事業を立ち上げるのは非常に難しいと語る。その一方で、まだ絶対的なプレイヤーがいない未開拓の領域も多いため、資本を持ち込み最適なビジネスモデルを築ければ、ほぼ「独占」の状態で驚くような急成長を遂げるチャンスがあるとも指摘している。

企業価値3000億円規模へ成長した「Moove」の成功事例や、ファンド出資を活用する日本企業のケーススタディを交え、アフリカという市場で大きな成果を狙い、未来の成長を共に創り出すためのヒントを探る。

本記事では、インタビューの一部をご紹介する。

アフリカの過酷な市場環境と「独占的急成長」のポテンシャル

世界中から熱視線を集めるアフリカ市場だが、現地の所得水準の低さは、先進国でのビジネス展開と比べて大きなハードルとなる。新しく事業を立ち上げるには厳しい環境であり、並大抵の覚悟では太刀打ちできないと山脇氏は語る。

 しかし一方で、「爆発的な大成功を収められるか」という点においては、参入障壁が高く競合が少ないため、日本の既存市場のように既得権益を持つ巨大企業が存在しないセクターが多い。資金力やスピードのあるプレイヤーが小規模な現地市場をまとめ上げることができれば、ほぼ「独占」に近いポジションを築き、急成長を遂げる構造的なチャンスがあると山脇氏は指摘する。

初期段階の企業がとるべき「情報収集」のファーストステップ

進出検討の初期段階にある企業が、いきなり「ビッグ4(南アフリカ、ナイジェリア、エジプト、ケニア)」などの進出候補国を絞り込むのは時期尚早だと山脇氏は示唆する。どこから手を付ければよいか分からない段階では、どの国を選ぶかよりも前に、まずは「広く・浅く・長く」現地の一次情報をキャッチし続けられる環境を作ることが先決であるという。

ファンド出資や現地との情報ネットワークを通じて一次情報を継続的にキャッチすることで、「自社の業態ならこの国は対象外になる」といった初期の見立て(仮説)を立てられるようになる。一足飛びに国を選定してリスクを取るのではなく、まずは判断材料となるリアルな現地情報に触れ続ける体制を整えることが、アフリカビジネス成功への第一歩となる。 

日本企業の社内体制構築 「一足飛びに進めない」

日本企業がアフリカ進出を検討する際、長期的な目線と社内での合意形成が不可欠となる。短期的には資本効率を毀損する可能性が高いため、定量・定性両面で事業の意義を社内外へ丁寧に説明していく必要がある。

山脇氏は好事例としてある日本企業の取り組みを挙げる。

同社は市場探索を目的としたファンド出資(LP出資)を皮切りに、現地視察や経営層との面談を重ね、着実に足場を固めてきた。さらに社内では勉強会や部署横断コミュニティを立ち上げ、100人規模まで関心を広げることに成功している。高い熱量を保ちながらも一足飛びに進めず、冷静に仮説検証を繰り返すアプローチは、アフリカ進出を目指す多くの日本企業にとって理想的なお手本になると語る。

※本記事は以上です。インタビュー完全版では、日本企業の事例をより具体的にご紹介しています。

■ プロフィール詳細

山脇 遼介 氏
Verod Kepple Africa Ventures
General Partner

ケニア在住。大学3年次にアフリカに単身渡航、在ボツワナ日本大使館の立ち上げ業務に2年間従事。国連と日本政府共催の第一回TICAD閣僚級会合や日本国皇太子のケニア公式訪問等、大型外交イベントの運営を実施。三井物産株式会社にて、鉄鋼副原料の輸出入並びに事業投資に従事。ブルキナファソからのマンガン鉱石の本邦向け初輸入、資源メジャーAnglo American社が所有する南アフリカの鉱山会社買収等を担当。2018年より、ケニアのナイロビにてLendingスタートアップのCrediationとアフリカ特化VCファンドのKepple Africa Venturesを創業。東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(UC Berkeley, Haas School of Business)にてMBA取得。


インタビュー全文では、さらに詳しく解説

本記事では、インタビューのポイントを紹介した。

ダウンロード版レポートでは、

  • 企業価値3000億円規模へ成長したモビリティ企業「Moove」の成功要因
  • アフリカの市場環境を突破するビジネスモデル

など、実際のインタビュー内容を詳しく掲載しています。

以下の簡単なアンケート(約1分)にご回答いただいた方に、インタビュー全文のダウンロードリンクをご案内致します。

▼ インタビュー全文の無料ダウンロードはこちら ▼

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