株式会社indent

作家と企業をつなぐ創作プラットフォーム「Nola(ノラ)」を運営する株式会社indentは、シリーズBラウンドで合計11億円を調達し、ファイナルクローズしたことを発表。JAFCO、ニッセイ・キャピタル、EX Innovation Fundを引受先とする第三者割当増資と、日本政策金融公庫からの融資によるもので、2026年4月に実施した。
indentは、作家向けの執筆支援ツールと、企業が小説や漫画の原作を見つけ出し、作品化につなげるためのサービスを提供している。小説、漫画、webtoon、アニメなどへの展開を見据え、作家と企業をつなぎながら、原作の制作や流通までを支援する事業を手がける。
主力サービスの「Nola」は、作品の企画やプロット、登場人物の設定、原稿の執筆などをPCとスマートフォンで管理できる創作プラットフォームだ。企業向けには、最大350万作品から原作を探せる「Nolaエージェント機能」や、編集部が求める作品の条件を掲載して募集できる「編集部の掲示板」を提供する。投稿サイトに公開されていない作品も含め、幅広い創作作品を発掘できる点が特徴だ。
同社によると、Nolaの利用作家数は2026年8月時点で75万人を突破し、オリジナルIPの創出を目的に参画するレーベル数は65を超えた。近年は、企業と連携し、作品の発掘から制作・プロデュースまでを一貫して手がけるプロジェクトにも取り組んでいる。
日本政府は、エンターテインメント・クリエイティブ産業の海外展開を成長分野の一つに位置づけ、2033年までに日本発コンテンツの海外売上高を含む市場規模を20兆円へ拡大する目標を掲げている。こうしたなか、出版や映像など複数の媒体で展開できる原作IPの発掘・制作が、コンテンツ関連企業にとって重要な事業領域となっている。
今後も、Nolaを通じて作家と企業をつなぎ、オリジナルIPの創出に取り組む方針だ。






