KAICO、シリーズBで総額5.4億円を調達ーー蚕由来の飼料添加物でアニマルヘルス分野へ本格参入
蚕を使ったタンパク質生産技術を開発するKAICO株式会社は、シリーズBラウンドで、第三者割当増資による総額5.4億円の資金調達を実施した。 今回のラウンドには、既存投資家の伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、東京センチュリーに加え、新たにアグリビジネス投資育成、DGインキュベーション、肥銀キャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティング、JMTCキャピタルが参加している。これにより、累計のエクイティ調達額は13.9億円に達した。 同社は、蚕を使ったタンパク質生産技術で注目を集める九州大学発のバイオスタートアップだ。2018年に設立され、福岡を拠点に医薬品や診断薬、ワクチンの開発を手がける。最大の特徴は
