量子アルゴリズム開発のQuemix、シリーズBで5.5億円を調達ーー2028年の社会実装に向け前進
量子アルゴリズムを開発する株式会社Quemixは、シリーズBラウンドにおいて総額5.5億円の資金調達を実施(第三者割当増資)。これにより、同社の累計調達額は8.5億円に達した。 本ラウンドには、SCSK、親会社のテラスカイに加え、YNF、みずほキャピタル、未来創造キャピタルが出資している。 Quemixはテラスカイの連結子会社であり、量子コンピュータや量子センサ、材料計算分野の研究開発を手がける。とくに「誤り耐性量子コンピュータ(FTQC)」向けのアルゴリズム開発を主軸としており、2023年には量子化学計算分野における新技術「確率的虚時間発展法(PITE®)」を発表した。数学的に量子加速が証明
