AI開発のTokyo Artisan Intelligence、1億円の資金調達を実施。三井住友海上キャピタルから。

・AI開発のTokyo Artisan Intelligenceは、資金調達を実施。・調達額は、1億円。・調達手段は、公表していない。・引受先は、既存投資家の三井住友海上キャピタル。・TokyoArtisanIntelligenceは、東京工業大学発の企業で、エッジデバイスにAIを実装する『TAICompiler』を開発。また同社は、これまでのコンセプト実証で蓄積したノウハウを活用し、AIプラットフォームを開発中。・本調達を機に、AIプラットフォームの量産を始める。

Tokyo Artisan Intelligence株式会社

Tokyo Artisan Intelligence株式会社は、「エッジAI」システムを開発する企業。エッジAIとは、スマホや車、IoTデバイスなどの情報端末自体に搭載したAIのこと。エッジAIは端末内で処理が行われるため、従来のクラウドなどのサーバー側にAIを搭載した方法に比べ、タイムラグが発生しにくく、サーバーとの通信データ量を抑えることができるほか、データを端末内でとどめておけるため、機密性が高い。同社は、エッジAIの開発システム『TAI Compiler』を開発。コンピュータ演算の分割などニューラルネットワーク(人間の脳の働きを模倣する数理モデル)の圧縮技術で、ディープラーニングの高速化を図る。

代表者名: 岡安一将, 中原啓貴
設立日: 2020年3月3日
住所: 神奈川県横浜市港北区新横浜２丁目３番地１２

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