新興国で低所得者向けの小口融資を手掛ける五常・アンド・カンパニー、70億円の資金調達を実施。GMO VenturePartnersなどから。
・新興国で低所得者向けの小口融資(マイクロファイナンス)を手掛ける五常・アンド・カンパニーは、E種、E2種およびE3種優先株式の発行で資金調達を実施。 ・調達額は、70億円。 ・引受先は、GMO VenturePartners、TGVest Capital、宮銀ベンチャーキャピタル、伊藤忠商事、ベンチャーラボインベストメント、HFAキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズ、Samurai Incubate Fund6号投資事業有限責任組合、公益財団法人橋本財団、CAPITAL X、QRインベストメント、SOMPOホールディングスのCVC(TransLink Capitalが運営)、住商ベンチャー・パートナーズ、丸紅、千葉道場ファンド、ツネイシキャピタルパートナーズ、iSGS インベストメントワークス、SMBC日興証券、ACA Investments、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合、KDDI Open Innovation Fund3号(グローバル・ブレインが運営)、複数の個人投資家(個別の名前は公表していない)。 ・五常・アンド・カンパニーは、カンボジア、ミャンマー、スリランカ、インド、タジキスタンのアジア5カ国で、低所得者向けの小口融資を手掛ける。 ・調達の目的は、インドを中心に、既存グループ会社の財務基盤強化およびデジタル化の推進、アジア・アフリカ地域における新たな投資先の買収など。
五常・アンド・カンパニー株式会社
五常・アンド・カンパニー株式会社は、マイクロファイナンスを中心とした金融サービスを途上国に提供する企業。 買収・設立により、各途上国でマイクロファイナンス子会社を保有。長期的には利子からの収入だけではなく、顧客のデータを活用した与信管理、途上国進出企業へのマーケティング支援など、融資事業以外でも収益を得る計画。融資以外の事業拡大で、利率や手数料率を引き下げる。
- 代表者名
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- 設立日
- 2014年7月4日
- 住所
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目14番5号