貿易関連システムのShippio、16.5億円の資金調達を実施。DNX Venturesなどから。
・貿易関連システムのShippioは、第三者割当増資及び融資などで資金調達を実施。 ・調達額は、16.5億円。内訳は、第三者割当増資が14億円、融資などが2.5億円(融資などの内訳の詳細は公表していない)。 ・引受先は、既存投資家のデライト・ベンチャーズ、環境エネルギー投資、ソニーベンチャーズ、アンカー・シップ・パートナーズ、新規投資家のDNX Ventures、Spiral Innovation Partners、東京海上日動火災保険、みずほキャピタル、あおぞら企業投資。 ・融資の取引先企業名は公表していない。 ・Shippioは、国際物流において、輸送船のスケジュールの自動更新、見積もり・発注、貿易書類・請求書管理、納期調整を管理する『Shippio』を提供。また、本調達と同時に、国際物流の輸送業務を仲介する事業者が扱う案件も含めて、顧客の貨物全体の輸送状況を管理できる荷主向けサービス『Any Cargo』β版をリリース。年内に本リリースを予定。 ・本調達を機に、プロダクト開発、採用・組織体制の強化、事業領域の拡大に向けたM&Aなどに取り組む。そのほか、広告宣伝に充当。
株式会社Shippio
株式会社Shippioは、オンライン上で輸出入の発注、管理ができるサービスを手掛ける企業。輸出入のスケジュール、書類管理、貨物の輸送状況、手続きの進捗などを一元管理し、膨大なメールを検索することなく業務を効率化できる。また、専門スタッフが、チャットと電話で素早い見積もり回答や取引対応を行うことにより、輸出入に関する手間を削減し、全国どこでも集荷から納品、各種通関業務まで迅速に対応が可能になるという。
- 代表者名
- 佐藤孝徳
- 設立日
- 2016年6月2日
- 住所
- 東京都港区芝浦1丁目1番1号