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電子回路のプリント基板開発のエレファンテック、21.5億円の資金調達を実施。ANRI5号投資事業有限責任組合などから。

・電子回路のプリント基板開発のエレファンテックは、第三者割当増資で資金調達を実施。 ・調達額は、21.5億円。 ・引受先は、ANRI5号投資事業有限責任組合、信越化学工業、ノーズ、ノーズ・インベストメント、静岡キャピタル、静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合、英和、ナノバンク、剣菱酒造、三菱瓦斯化学、D&Iインベストメント、ナントCVC2号投資事業有限責任組合、ナントCVC3号あけぼの投資事業有限責任組合、ぐんま地域共創投資事業有限責任組合、SuMi TRUSTイノベーション投資事業有限責任組合。 ・エレファンテックは、従来の製法と比べてCO2の排出量や水の消費量を抑え、必要な部分にのみインクジェットで金属を印刷する『ピュアアディティブ法』で製造されるフレキシブル基板『P-Flex』などを手掛ける。 ・調達の目的は、事業の本格的なグローバル化と、研究開発による『ピュアアディティブ法』の応用拡大。

エレファンテック株式会社

エレファンテック株式会社は、プリント基板に金属を吹き付けて電子回路を作る技術を強みにもつ企業。 従来の基板に比べて低コストで、製造工程で出る廃材を減らせるなど環境負荷が少ない。 家電や電子機器に使われる曲がるタイプのプリント基板、フレキシブル基板(FPC)の革新的な製法「ピュアアディティブ法」を持つ。基材の必要部分にだけ銀ナノインクをインクジェット方式で吹きつけ、上に銅メッキを重ねる方式。従来は基材全体に銅を張ってから不要な部分を捨てるエッチング製法が長く使われてきた。インクジェット技術でエプソンと提携。3D 回路形成やセンサ製造、自動車向けの応用などにも取り組んでいる。東京大学発の企業。

代表者名
清水信哉
設立日
2014年1月6日
住所
東京都中央区八丁堀4丁目3番8号
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