分散型台帳ソフトウェアのScalar、15億円の資金調達を実施。三井住友海上キャピタルなどから。
・分散型台帳ソフトウェアのScalarは、第三者割当増資で資金調達を実施。 ・調達額は、15億円。 ・引受先は、三井住友海上キャピタル、MIRAITRONCを協調リードとし、Design for Ventures、岡地証券、未来創生3号ファンド(スパークス・グループが運営)、DEEPCORE TOKYO 2号投資事業有限責任組合、IDホールディングス、三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合。 ・Scalarは、データの真正性や整合性における課題の解決を目指し、ソフトウェアの研究・開発及び販売をしている。分散データベース・ソフトウェア『Scalar DB』や、分散型台帳ソフトウェア『Scalar DL』を手掛ける。 ・調達の目的は、国内市場に対するマーケティング、販売体制及び製品機能の拡充とサポート体制を強化。また米国市場進出に向けた準備を始める。
株式会社Scalar
株式会社Scalarは、分散台帳ソフトウェア『Scalar DLT』の研究開発・提供を行う企業。 『Scalar DLT』は、分散データベースソフトウェアである『Scalar DB』と分散型台帳ソフトウェアである『Scalar DL』から構成される。電子署名が付与されたスマートコントラクトを分散トランザクションの形式で実行し、その実行結果を複数の独立したコンポーネントで連鎖的に管理することにより、高い耐改ざん性を有しつつ、従来のブロックチェーンにでは実現が困難であった高いスケーラビリティ、強い一貫性、確定性を実現した。
- 代表者名
- 山田浩之, 深津航
- 設立日
- 2017年12月19日
- 住所
- 東京都新宿区袋町5番地1